ルールが変わればユニットの運用も変わりますが、今回はエンパイアのユニットを使った実感を。
■ピストラー
ファストキャバルリーはルールが大きく変わった兵種のため、要注意です。
2列目まで射撃可能なので前列3名+後列2名とコンパクトな隊列で射撃を行えますが、射撃視界は通常ユニット同様に前方のみ。ついつい向きを無視して側面に射撃しそうになるので、7版経験者は間違えやすいですね。
これまでは弾数を増やすために、一人だけアウトライダーに連射ピストルを装備させ、16cmの射程ギリギリでうちまくってましたが、ピストルにも遠距離修正が入るようになったり、ピストルの射程が24cmになったり、大きく変更が強いられます。いっそ全員が二丁ピストルに統一し、射程24cmに揃えておいた方がいいですね。
前衛部隊でゲーム開始前に移動できますが、これはピストラーよりアウトライダーに適したルールと思われます。
■アーチャー
分散隊形も同様に視界の特典が無いので、ちゃんと視界を確保しないと駄目ですね。
■ハルバーディア
これまでは攻+1の微妙なアタッカーでしたが、戦死者が最後列より取り除かれるようになったので、重要なユニットになります。
メインユニットの分隊として7版では使っていましたが、今後はハルバーディアをメインユニットにしようと思います。
■ソードマン
受け流しによる6+のワードセーブは、モンスター級の攻撃力には有効ですが、インパクトヒットや踏み荒らしには効果が無いため、それほど万能感が出ません。
敵の側面を突いて隊列を打ち消すためには、少なくとも5名x2列の厚みが必要なので、基本ユニットの中では少しだけ防御力に優れるソードマンを分隊とし、メインのハルバーディアの支援に徹する使い方が良いかな。
■エンパイア・ジェネラル
1000~1500pの8版での低ポイント対戦で、まず入れやすくなったロードです。
低ポイントでも士気9を得ることができ、100p分のマジックアイテムも装備させられるのが強み。