いまさらですがドラゴンランス伝説1~6巻を図書館で借り、正月休みを利用して読みました。
レイストリンとキャラモン、双子のキャラクターの内面が上手く描かれている良い作品だと感じました。双子の魂の救済というストーリーを中核に、タイムトラベルによる歴史の改変など、色んな要素が程よいバランスでまとめられている感じです。
個人的にはレイストリンの弟子、黒エルフのダラマールがお気に入りですね。
このような小説を読むとき、純粋に物語を楽しむ以外に、ついついTRPGのゲームマスターとしての参考書として捉えているところもあります。
トラブルメイカーのタッスルホッフはトリックスターをNPCとしてパーティーに押し付けるアイデアになりますし、神の化身であるフィズバンやアスティヌスは次元界キャンペーンでのアバタールの出し方の参考になります。
ただ、タイムトラベル要素はTRPGのシナリオとしては鬼門だと改めて思い知らされます。
『セカンドジェネレーション/1~2』『夏の炎の竜/1~3』『魂の戦争』・・・残りのシリーズも年内には読みたいと思ってます。