さて、経験は次回に活かされてこその経験。
次回の多人数アポカリプスに備えて反省点を列挙。
■陣営ごとにリーダーを決める
多人数でのゲームとなるので、快適かつ効率的なプレイ進行のためキーマンはやっぱり必要。各陣営のとりまとめを行うリーダーを決めておく。
陣営リーダーは自陣営の各フェイズの終わりを宣言し、対戦相手の陣営リーダーがその宣言を確認。カバーセーヴ有無等の微妙な『趣味人判定』を行うなど、リーダーが責任を持って陣営を取りまとめる。
■陣営ごとの人数比に注意
基本的に人数はできる限りイーブンに調整したい。
複数の判定を並行処理することが多いため、人数差が多いと処理が間に合わずテンパルことが予想されます。
(多人数側のプレイヤーがガンガン射撃しはじめると、少人数側はセーヴのダイス振るだけで手一杯になってましたし)
人数差が出た場合、少ない人数の方がゆっくり考える時間を持てるよう配慮も必要。
■ガジェットはやっぱり必要
アポカリプスのルールブックは陣営ごとに相談して策略選択するためにも、ちゃんとルールを2冊準備する。1冊だけだと時間のロスが大きいです。
個人のダイスを持ち寄っても良いのですが、純正品同士だと混在や紛失といったトラブルの要因になるので、クラブチームで山盛りのダイスを用意しておきたいです。また、お盆のようなトレイも容易しておきたい。終盤になるとクレーターなどが邪魔で、ゲームボードでダイス振るスペースも無くなることもあるし。
ビーグルの『衝撃』や『気絶』を示すマーカーも足りなくなるので、通常規模よりも多く準備したい。
とにかくガジェット類を充分に用意することで、ゲームを快適かつ効率に進めることができるので、事前準備は特に重要ですね。
■ロスターを出力して、陣営ごとにまとめる
複数の処理が平行で行われる場合もあるため、同陣営のメンバーが代わりに処理判定できるようにロスターは共有できるようまとめておく。代わりにダメージ判定するたびに、アップグレードの有無を本人に確認しないで済むしね。
チームメイトの戦力判断も暇なときにロスターチェックすれば確かだし。
■陣営ごとにクリップボードを用意する
陣営ごとにA4程度のクリップボードを用意して、アポカリプス用の頻繁利用チャートを挟んで利用する。
選択した策略などのメモ、各自が用意したロスターをひとまとめにして閉じる。
ゲームボードに各自のロスターが散乱すると見栄えも悪いし、今回は参加プレイヤーの持ち寄ったファイルが多すぎて紛失したファイルを探すのに手間取るトラブルもありました。
■タイムスケジュール
ここは永遠の課題かもしれませんが、オープンイベントにつきまとう宿命です。
12:00~19:00、7時間程度だと3ターン迄が限界な気がします。
最初のチーム分けと諸準備で1時間、両陣営の所期配置で1時間、各フェイズ45分(両陣営3ターンまでで4時間30分)、勝敗判定と撤収で30分といったところでしょうか。
過去のオープンイベントでは3ターン裏迄の経験が圧倒的に多く、一部2ターン裏迄という事例もありました。ただ、
ゲームカタルシスを考えると2ターン終了は避けたいのが人情。でも、無理に3ターン裏まで行うと大幅タイムオーバーになることもあるし・・・難しいですね。
今回は18:00時点の経過ターンの裏で終了とセッティングしましたが、全体的な進行遅延のため2ターン裏終了が18:00ギリギリか?という状態になりました。
このため、はやく2ターン裏を終わらせてほしいオーラが先攻帝国チームから出てしまい、後攻オルクチームに変なプレッシャーをかけてしまったのが特に大きな反省点です。
数えればきりがありませんが、反省点を活かして次回は全員が満足して楽しめるイベントにしたいですね。