オデイラ(Odayla)
概要
・天空の熊、狩人の神
・獣のルーン、風のルーンと関係あり
・オデイラはオーランスと野の貴婦人の息子である。
・彼について語られる物語は、他の狩人について語られるものとよく似ている。
・オデイラは偉大なるスカイ・ベアーの狩りで最もよく知られている。
・彼の仲間は常にシャドウキャットであり、オデイラのハンターはよほどのことがない限りシャドウキャットを殺すことを禁じられている。
・オデイラはヒグマの姿か、クマの皮を被り弓を持った力強い男の姿で描かれている。
聖祝日
・大聖祝日:大聖祝期の直前3週間、大狩猟大会
・各季の聖祝日:移動の週、風の日
カルトのルーンマスター
・ベアウォーカー/Bearwalker (Rune Lord)
カルトの特殊性
・熊の毛皮:オデイラの入信者は熊の毛皮を身に付けなければならない。入信儀式で自ら仕留めた熊の毛皮をまとうことが一般的。
・シャーマンの道:入信者は通常の方法でシャーマンになることができる。カルトでは独自の方法を提供しないため、自分で師匠を探す必要はある。
・ベアウォーカーの生き方:オダイラの寺院には余力があまりないため、ルーンロードであっても、ほとんどのベアウォーカーはカルトに養われることがない。そのため、ベアウォーカーの道か、チャンピオンの道のどちらかによって自活しなければならない。
ベアウォーカーの道の信奉者は、村や農場での生活を放棄し、代わりに荒野での生活を始め、可能な限り熊に変身して狩猟や蛮行を行う。
チャンピオンの道の信奉者は、オーランス人の王や酋長に仕えるチャンピオンになる。ベアウォーカーは家臣の全面的な支持を受け、家臣は彼らが反社会的で暴力的な傾向に耽ることを許可しなければならない。
関連カルト
・ダーカ・ファール
・捨て子なる神
・野の貴婦人
・オーランス
・インキン
備考
・現在のルナー帝国領であるシリーラには、オデイラを崇拝するシリーラ族が住んでいた。シリーラ族は太陽暦40年ごろ、ドラゴン・パスからやってきたゼイヤラン人と初めて出会い、オデイラとドラゴン・パスの嵐神との繋がりをすぐに認識した。
・太陽暦155年、シリーラ族は第一評議会に加わり、オデイラはオーランス人の狩猟神のひとつとなった。
・第二期には、バイソン王ヴォルワッハが創設したバイソン王王朝がシリーラを統治し、後にこの地はワームの友邦帝国の一部となった。オデイラが自分の土地を統治することはほとんどなく、代わりにイェルムやオーランス・レックスが統治したり、あるいは両者の間で分割統治されたりしていた。
・第三期には、征服の娘フワーレン・ダールシッパによってシリーラがルナー帝国に加えられた。シリーラの高地ではオデイラ教団が今も盛んだが、政治的な力や地位はほとんどない。