グローランサ神名録_チャラーナ・アローイ

チャラーナ・アローイ(Chalana Arroy)

概要

・癒し手、光持ち帰りし者のひとり
・調和のルーン、豊穣のルーンと関係あり
・チャラーナ・アローイはグローランサ自身の娘である。父親は不明。
・この慈悲深い女神はライトブリンガーであると同時にイェルムの眷属でもある。
・ペローリア人からはエリッサ(Erissa)と呼ばれている。
・彼女はあらゆる病気や傷を癒す術を心得ており、大暗黒の後には太陽と世界をも癒した。彼女の崇拝は広く、誰もが彼女の加護を望んでいる。
・疫病や飢饉の時には、彼女の人気はさらに高まる。
・チャラーナ・アローイの崇拝者たちは完全な非暴力を実践し、生き物に決して危害を加えないことを誓う。
・教団員は菜食主義者で、動物を供物として神に捧げることはない。昆虫や小動物を踏み殺さないように地面を掃除する者もいる。また、教団員は自分の能力の範囲内ですべての人を助けることを誓い、誰に対しても好意を偏らせない。
・チャラーナ・アローイは通常、長身でしなやか、穏やかで穏やかな女性として描かれ、白い服を着ている。彼女の両腕は友情のジェスチャーで開かれ、両手は祝福や癒しの呪文のジェスチャーに曲げられている。

聖祝日

・大聖祝日：聖祝期の2週間通して
・各季の聖祝日：豊穣の週、荒の日

カルトのルーンマスター

・大いなる癒し手/High Healer (Rune Priestess)

カルトの特殊性

・非暴力の誓い：入信者は知的生物に危害を加えたり、生物にいたずらに苦痛を与えたりしないことを誓わなければならない。菜食主義者/ベジタリアンとなり、〈回避〉以外の戦闘技術を訓練することを禁じられる。
チャラーナ・アローイの入信者によって無力化された敵は（例えば《惑い》や《眠り》のような呪文によって）彼らの保護下に置かれる。武装解除や捕獲は可能だが、危害を加えることは許されない。混沌の敵はこの保護から除外される
・禁止される精霊魔法：カルトメンバーは《鋭刃》、《棍棒》、《命令(種族)》、《消沈》、《破裂》、《熱狂》、《火の矢》、《火剣》、《鉄の手》、《魔の矢》、《矢の加速》を禁止される。
・魔道に対する許容：カルトで魔道を教えてはいないが、入信者たちが魔道を学ぶことを禁じていない。ただし、非暴力の誓いに抵触する呪文を学ぶことは禁じられている。

備考

・冒険者としての癒し手：チャラーナ・アローイの癒し手は、冒険者仲間の傭兵遠征には同行しない（動機を見極めるために《神託》を行う）。癒し手はライトブリンガーとしてのルーツを持つため、救出作戦に出たり、敵や混沌と戦う仲間を助けたりする。
カルトの癒し手はその奉仕の対価として、ヒーリングに役立つ戦利品なら何でも選ぶことができる。