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グローランサ神名録_七母神

七母神(Seven Mothers)

七母神 (Image Creat by Bing)

概要

・赤の女神の伝道者、新しき神
・月のルーン、豊穣のルーン、死のルーンと関係あり
・7人の人物が月の女神に再生をもたすために集まった。この7人を総称して「七母神」と呼ぶ。七母神と称されるが、実際には3人が男性だった。
・これらの人々はそれぞれ、赤の女神の再生以前に生きていた神秘主義的な陰謀家たちであった。
・カルマニア帝国の衰退期に、七母神たちはトーランという小さな都市に集まった。そこで彼らは月の女神を再生する最後の儀式を行った。
七母神たちは、自分たちを助けてくれると信じる神の一部を探し求め、神々の戦争でバラバラにされ宇宙に散らばった、長い間忘れ去られていた月の女神の欠片を集めた。
・女神の帰還に貢献した見返りとして、赤の女神はその秘密を彼らにも授けた。
七母神たちは地上を去り、最初の月の新しき神々として赤の女神とともに不滅の存在となった。
・彼らはルナー国境地帯の守護教団として共に崇拝され、帝国の敵を寄せ付けない一方、友を認めている。前者では軍事教団として活動し、後者では貧しい人々を養い、入門者を求めて布教する。
七母神はそれぞれ個人的にも集団的にも崇拝されている。
・ルナー帝国の正式な機関の多くは、七母神のいずれかの指導を受けている。
七母神のイメージは、それぞれの項目で個別に説明されている。陶器に描かれたポピュラーなイメージは、三日月型の舟に座る七母神である。

 

魔女ジャーカリール(Jakaleel the Witch)
・彼女は "蜘蛛の魔女"と呼ばれ、以前はジョードの山々のゾラーク・ゾラーンの司祭だった。
・このカルトは、暗闇の秘密に含まれるさまざまな恐怖や孤独をさまざまな形で探求し、青い月と密接に関連している。
・彼女はルナー神殿の月のエレメンタルの源である。

ティロ・ノーリ(Teelo Norri)
・彼女は「若き生命」と呼ばれ、彼女は儀式のためにトーランの通りから無作為に攫われた。 ルナー神殿では、彼女は赤の女神の杯を持つ者であり、貧困救済活動の源となっている。

ディゾーラ(Dezola)
・彼女はアーコス川の地の統治者であり、アラクニソラーラの女僧であった。
・彼女はルナー神殿で "結びつける者/Binder Within"と呼ばれる。

イリピー・オントール(Iririppi Ontor)
・彼は古い文章の中で "褐色の男/Brown Man"と呼ばれ、追放された筆記者であることが知られている。

ダンファイブ・ザーロン(Danfive Xaron)
・彼は儀式の中で最も危険な仕事のために奉仕した、「シーカの橋」と呼ばれた血まみれの無法者であった。
・彼の部分的な成功は彼に、ルナー神殿の門番、夜警番の地位を与えた。
・彼の悲観的なカルトは、社会の最も切迫した災害が自分自身を回復させる最後のチャンスを与える。どんな種類の犯罪者にも避難所になるが、カルトには厳しい基準がある(最初の年に異性の目から見て値しないとされると、盲目にされ廃棄されます)。

ヤーナファル・ターニルス(Yanafal Tarnils)
・彼は古い儀式で「ラムと戦士」と呼ばれている。
・彼はまだ彼の土地を支配していたユスッパの追放された貴族であった。
・彼は後で戦闘で彼の主フマクトを打ち負かし、ルナー神殿の戦争の神となった。 

待つ女(She Who Waits)
・彼女は神秘的で無名の人物であり、そのアイデンティティは外部からは知られていない。

聖祝日

・大聖祝日:闇の季、無秩序の週、神の日
・各季の聖祝日:幻影の週、荒の日

 

カルトのルーンマスター

・ (Rune Lord)
・ (Rune Priest)
・ (God-talker)

 

カルトの特殊性

ルナー軍兵士の多くは七母神の入信者 (Image Creat by Bing)

ルナーの魔術周期:赤の女神は、彼女の神格化以来、北の空のある位置を占めている。小さな星々や太陽とは異なり、赤の月は沈むことなく、一昼夜一ヶ所にとどまる。 夜になると徐々にその顔が変わり、月の新しい段階が生じる。
月の位相は日中と、その前後の夜の半分だけ続く。 7つの段階が月の週と呼ばれるサイクルを完了する。順番に、毎日の段階は:新月、来る三日月、満ちゆく半月、満月、欠けゆく半月、行く三日月、暮月。
月のこれらの変化は、赤の女神の魔力にも影響する。 
 新月/暮月;コスト1ポイントの呪文しか使えない。呪文の複合はできない。
 三日月;コストが2ポイントの呪文まで使える。複合で2ポイントまでなら可。
 半月;全ての呪文を使える。複合も自由。
 満月;全ての呪文を使える。複合も自由。持続時間が2倍となる。
ルナー帝国の撤退後:ルナー帝国がサーター王国を占領支配した時代、七母神のカルトは広まった。都市部を中心に改宗者を受け入れたり、占領地への開拓移民たちを主な信徒としていた。1625年にルナー帝国がサーター王国から撤退した際、ほとんどの七母神の寺院は破壊され、司祭たちは殺されたり追放された。七母神のカルトが今後どのような運命を迎えるかは、冒険者たちの活躍によって大きく変わると思われる。
七母神のカルトでルーンロードになるためには〈忠誠/赤の皇帝〉が求められるが、入信者レベルだと忠誠心や信仰心は全くない者も珍しくない…

 

関連カルト

・赤の女神
・エティリーズ
・ホン・イール
・フワーレン・ダルシッパ
・若きエレメントたち
・ヤーラ・アラニ

備考

・RQGコアルールを参照しての記載。今後発売が予定されている新カルト本のフル・カルトラインナップによって情報変更される可能性あり。