ストーム・ブル(Storm Bull)
概要
・混沌殺し、狂戦士の神、砂漠の風
・獣のルーン、風のルーン、死のルーンと関係あり
・ウロックス(Urox)という名で呼ばれることも多い。
・ストーム・ブルは手懐けられぬ野獣の力と情熱を持つ神で、多くのパンテオンでは歓迎されない。
・ウーマスの息子であり、オーランスの兄弟でもある。
・黄金の時代、ストーム・ブルは息子たちを率いてプラックスの肥沃な土地に降り立った。その土地の母はアーナールダで、彼女はストームブルに娘のアイリーサを妻として与えた。
・神々の戦いの間、ストーム・ブルは何度も暴れまわり、広大な土地を破壊した。彼は多くの神々を殺し、地獄に送り、恐怖と戦乱と混乱をそこかしこに撒き散らした。
・彼の荒々しく激しい怒りは混沌をも打ち負かすことができ、そのためこの熱狂的な神は大暗黒時代の戦争を指揮した。
・彼は悪魔と徹底的に戦い、アダマントの山の下に閉じ込めた。
・ストーム・ブルが文明化したオーランス人の土地でさえも容認されているのは、彼が混沌の力に対して非常に長けているからにほかならない。
・混沌が活動している地域では、ストーム・ブルは人気のあるカルト教団である。
・彼は雄牛の頭を持つ屈強な戦士として、あるいは翼を持つ獣、地元で好まれる蹄を持つ動物の巨大版として描かれる。
聖祝日
・大聖祝日:嵐の季、静止の週、荒の日
・各季の聖祝日:静止の週、火の日
海の季、静止の週、凍の日
火の季、静止の週、水の日
地の季、静止の週、土の日
闇の季、静止の週、風の日
嵐の季、静止の週、火の日
カルトのルーンマスター
・ストーム・カーンまたは雄牛の司祭/Storm Khan or Bull Priest (Rune Lord)
カルトの特殊性
・混沌を退治する義務:入信者は、混沌な存在の気配や噂を個人的に調査し、可能であれば、その脅威に対処するために、すべての地元の信徒を招集することが要求される。また、そのことを報告し、もし殺さなかった場合には、次のパーティを率いてその場所に向かわなければならない。
・混沌感知:入信者は「混沌」を感じ取る能力を技能として得る。風のルーンとの関係性から嗅覚的な感覚で感じるという説もあるが、定かではない。
・婚姻の制限:カルトのストーム・カーンは大地の巫女のみと結婚することができる。多数の巫女と結婚することができ、友好的なカルトから自由に妾を迎えることができる。
関連カルト
・チャラーナ・アローイ
・アイリーサ
・アーナールダ
・オーランス
・屠る者ワッハ
・ゾラーク・ゾラーン
備考
・ストーム・ブル崇拝者は彼らの祖先の獣の角を兜につけることを好む。彼らは過剰なまでの飲酒を好み、明らかに劣勢でない限り戦いを恐れず、宗教的な目的を果たすためなら長距離の移動も厭わない。