特に約束していなかったけど、ゴールデンウィークで誰かいるだろうと見切り出陣。
ホビーセンター柏店に同じように集まった人と対戦してきました。
■ケイオスマリーンvsスペースマリーン 666p対戦
対戦相手は初対面のビギナーさんでした。ルールレクチャーでいろいろおさらいしながらの優しいプレイを心がけます。
正面決戦/敵心臓部
ケイオス側:ディーモンプリンス/ナーグル、プレーグマリーンinライノ、ケイオスマリーンwithミサイルランチャー
マリーン側:キャプテン、タクティカルスカッド(戦闘分隊A及びB)withプラズマキャノン、タクティカルスカッドwithプラズマキャノン、ターミネイタースカッド
プレーグマリーン初陣用のテストロスターです。ロスター構築時点の目論見としては、重装甲車両はモンスターパンチとミサイルランチャー、軽車両はプレーグマリーンに入れたプラズマガンで対処。自軍側の目標物はケイオスマリーンが確保し、敵陣をティーモンプリンスで荒らして、プレーグマリーンが手薄な敵陣の一角を占拠するのが基本戦術です。
盤面選択の機会を得たので、『戦場の中央寄りに複数廃墟』のある側を相手に進呈し、『障害物は少なめだが盤面端に丘陵地で死角あり』を自軍にします。廃墟は射撃拠点としては有利ですが、接近戦で攻める予定なので、逆に中央寄りという位置関係から早い段階で接近戦に入れるので、こもってくれるとこちらに有利に働きます。
また、相手側の機動力の弱さを考え、ターミネイターが至近距離に縦深攻撃で飛び込む際に盤外事故を牽制材料にできる丘陵地の裏をケイオス側の防御拠点にしました。徒歩で接近する場合、カバーセーヴが得にくい開けた場所なので、ミサイルランチャーの単発射ちで迎えうつ心積もりです。
ビギナーにやさしく?ええ、ルール説明は優しく、戦術思考は手抜き無しで鬼軍曹モードですよ。
マリーン側はタクティカルスカッドの一つを分割し、拠点防御と徒歩進軍に分けてきました。プラズマキャノンの火力を効果的に使える半面、輸送ビーグルが無い今回のロスターでは徒歩進軍する戦闘分隊が少数故に各個撃破されやすいリスクの高い選択と感じました。
今回はガンガン突っ込むケイオス側に対して、マリーンの射撃は分散し、ライノを破壊することはできましたがディーモンプリンスには1ダメージのみ。ディーモンプリンスが拠点防衛する戦闘分隊を殲滅、至近距離まで迫ったプレーグマリーンと泥沼の戦いにもつれ込み、フリーになったディーモンプリンスが支援に入って蹴散らす、という流れになります。マリーン側は徒歩進軍していた戦闘分隊の進路変更してこれに当てますが、返り討ち。
縦深攻撃で現れたターミネイターに対して、ケイオスマリーンは手数で勝負を挑みます。突撃ボーナス込みで30発の攻撃で・・・4名のターミネイターが死亡するという奇跡的な結果。これは確率論としては出来すぎな結果。
かなり運に助けられての圧勝でしたが、ターミネイターに防御拠点が潰されても1対0で判定勝ちにできる流れでした。
プラズマキャノンは確かに強烈な武装ですが、低ポイントでは汎用性の高いミサイルランチャーが1つは欲しいかな。ミサイルランチャーでライノを破壊し、剥き出しになったプレーグマリーンにプラズマキャノンを叩き込まれていたら・・・危ない展開に変わっていたと思います。
■ディーモンvsスペースマリーン 1000p
こちらは顔見知り相手の対戦なので、容赦なく今回のキャンペーンで使いたかったディーモンでの対戦です。
正面決戦/殲滅戦
ケイオス側:スカルテイカー、ブラッドレター、ピンクホラー、デモネット、プレーグベアラー、フレイマー
マリーン側:シカリウス、タクティカルスカッド(戦闘分隊A及びB)withミサイルランチャー、ターミネイタースカッド、ドレッドノート、スカウトwithスナイパーライフル、ディヴァステイタースカッド(ラスキャノン・プラズマキャノン・ミサイルランチャー・ヘヴィボルター)
スカルテイカーを使ったこちらも初陣ロスター。高耐で死に難いプレーグベアラー、スペシャルセーヴ4+で硬いピンクホラー、保険のデモネット、それぞれを軍旗装備させて最初に縦深攻撃で送り込み、決戦部隊のスカルテイカー合流ブラッドレター、瞬間火力の高いフレイマーofティーンチを増援で送り込むのが基本戦術。重装車両はティーンチ神の雷撃パワーx2(ピンクホラーとフレイマー)で何とかする、ウォーカーに当たったら諦める、という想定。
盤面選択権利は相手に与えて後手に回ります。シカリウスの「機先を制せよ!」が無駄になってゴメンね。しかも即死しないディーモンだと「タラサールの嵐の剣」も無意味か・・・無駄になって本当にゴメンね。
マリーン側は射撃部隊を後方寄りに配置し、盤面中央までシカリウスと戦闘分隊を乗せたライノが進み、少し離れた場所にドレッドノートが移動していきます。
これを包囲するようにディーモン側の初期部隊が次々に縦深攻撃で現れます。プレーグベアラーはディヴァステイタースカッドと戦闘分隊の少し側に無事具現化、ピンクホラーはライノを雷撃で撃てる中距離に無事具現化、デモネットはスナイパーの側に・・・出れなくてドレッドノートの目の前に大きくズレで具現化。まぁ、保険部隊なので悲しくなんかないぞ、と自分を励まします。ちなみにピンクホラーの雷撃は外れてライノは壊せませんでした。
これに対してマリーン側はピンクホラーに対応する位置にターミネイターを縦深攻撃で送り込みます。ただ、距離的には36cmぐらいの微妙な距離。ターミネイターがストームボルターを撃ちながら近づいてくると、ピンクホラーは逃げながら撃ち返し、ジワジワと削り合いになります。接近戦に入れないことを悟って、仲間の支援のため引き返したターミネイターを今度は追いかけながら射撃を続け、最終的には撤退へと追い込むことに成功します。
プレーグベアラーは射撃を耐え切り、ディヴァステイタースカッドを巻き込んで戦闘分隊へ突撃です。パワーアーマーに尽く攻撃は弾かれますが、逆にマリーン側の攻撃もほとんど無効化。膠着したところに軍旗を目印にブラッドレターが具現化し、地獄の刃でマリーンの射撃部隊を滅多切りにして殲滅します。また、ブラッドレターの軍旗を目印に具現化したフレイマーが「渾沌の息吹」x3発でスカウトスカッドを瞬殺します(アーマーセーヴ不可かつカバーセーヴ不可はえぐいね)。
盤面中央から引き返したシカリウスたちはライノから降車しますが、プレーグベアラーがスクリーンガードになり、ブラッドレターへの射撃と突撃を阻害します。選択肢を狭められたシカリウスたちがプレーグベアラーへ突撃してパワーウェポンを振るいますが、地味に耐5の壁は高くて膠着します。膠着したところにブラッドレターが猛突撃して戦闘分隊を殲滅し、巻き込むようにライノも切って搭載武器を破壊します。シカリウスの士気10でも戦闘分隊が殲滅された被害は大きすぎ、撤退を始めます。撤退を始めたシカリウスとターミネイターは、地味にディーモンが近くに張り付いて見送りモード発動、効果の少ない射撃しながらの撤退が続きます。
ちなみにデモネットはドレッドノートに突撃され、レンディングで最大値が出れば~、と泥試合を続けます。運良くスペシャルセーブの出目に恵まれ、4ターン目までロックに徹することができました。デモネットを殲滅したドレッドノートがプレーグベアラーに襲い掛かりますが、既に他に無事なユニットは無い状態でした。
もしドレッドノートがより早い段階でフリーになっていたら・・・もっと違った結果になっていたかもしれません。ある意味で最大のキーとなる泥試合でした。
ランダム要素の高いディーモンですが、最初の出撃ローテーションが予定通り受理され、縦深攻撃で大きな事故が発生しない場合、ディーモンのユニットの基本ポテンシャルそのものは優秀ですね。
さて、週末に向けてケイオスっぽい情景モデルを作らなきゃね。