6版ルールのダメージ分配と閣下危ない
ちょっとルールの理解で間違いがあったので、具体例で考えを整理。
■ケース1
3番目に近い位置にフレイマー装備の兵がいたようだが、装備の違いで弾は反れてはくれない。フレイマー装備の兵であっても取り除かれる。
4番目に近い兵を見たらサージェントだった。ここでスペースマリーン側プレイヤーは『閣下、危ない!』を宣言。6MV以内にいた兵が身代わりになれるか判定、出目は4で成功。サージェントの代わりに一般兵が犠牲者となった。
セーヴィング値が混在していない場合、セーヴィング後にセーヴ失敗ダメージの分配となるので、後から『閣下、危ない!』を宣言できる。
■ケース2
アーティフィサー・アーマーを装備したキャプテンが窮地に陥っていたスカウト4名と合流。キャプテン自らが先陣を切っている。
キャプテン合流したスカウトに対して、ビックシュータ10発とカスタム・メガブラスタ1発、ダメージロールまで成功した。ダメージプールとして『攻5/貫5』x10個、『攻8/貫2』x1個が蓄えられたことになる。
オルク側プレイヤーは先に『攻5/貫5』x10個のダメージプールの処理を宣言。キャプテンはアーマー・セーヴ値2、スカウトはアーマー・セーヴ値4、混在しているためまとめて処理することができない。先頭に立っているキャプテンの残りの傷は2点だったので、2個ずつアーマー・セーヴィングを行った(もし死んだら、残りのダメージプールをスカウトに適用するため)。最初の8個までは無事成功したが、最後の出目は1と2を出してしまい1ダメージを受け、キャプテンの残りの傷は1となる。
次いでオルク側プレイヤーは『攻8/貫2』x1個のダメージプールの処理。鋼鉄の光輪によるスペシャル・セーヴに賭けるのを止めて、ここでスペースマリーン側プレイヤーは『閣下、危ない!』を宣言。単独行動キャラクター相手なので2以上の出目で成功し、スカウト1名が身代わりとなって戦死した。
セーヴィング値が混在している場合はダメージ分配が先になるため、セーヴィング失敗してからの『閣下、危ない!』の宣言はできない。