ウィザー日記 改め ホビー日記

徒然と趣味のことを綴る雑書

初期配置とか予備戦力とか

6版ルールを再確認中です。
 
初期配置に関するルール
 浸透戦術と斥候、初期配置しなければ奇襲になることは6版も変らず。
『浸透戦術(p38)』:ユニット内に1体でも浸透戦術が可能な兵がいれば、浸透戦術を実行できる。また、専用輸送ビーグルごと配置可能。ただし、浸透戦術ルールを持たない単独行動キャラクターは、初期配置時に浸透戦術ユニットに合流できない。うーむ、言葉のマジックだ。
『斥候(p41)』:ユニット内に1体でも斥候が可能な兵がいれば、ゲーム開始前にユニット種別に応じた範囲で再配置を実行できる。こちらは単独行動キャラクターについて記述無しなのでOK。
 
予備戦力(p124)に関するルール
フライヤーは初期配置できず(p80)、必ず予備戦力にしなければならない。
また、コデックスで予備戦力となることが指定されているユニット(ドロップポッドやレギオン・オヴ・ダムド)も同様に予備戦力とすること。
それ以外の自軍ユニットの半分までを別途予備戦力とすることができる。予備戦力にしたユニットは通常は2ターン目以降に到着する。予備戦力は到着したばかりのターンに突撃することはできない(p125)。
『縦深攻撃(p36)』:ユニットの全員が縦深攻撃を行えるなら、縦深攻撃による戦場に到着できる。日本語の記述が少しわかりにくいけど、縦深攻撃したかったら予備戦力にしろ、と当たり前のこともルールで説明されています。
『奇襲攻撃(p40)』『高感知能力(p33)』:ユニット内に1体でも奇襲攻撃が可能な兵がいれば、奇襲攻撃を実行できる。高感知能力を持っているならば、戦場の左右どちらから到着するかランダムなロールを振りなおすことができる。
 
勝敗に関わるルール
作戦目標の確保:作戦目標の3MV以内に自軍達成ユニットがいて、なおかつ妨害ユニットが存在していないこと。達成ユニット/妨害ユニットになれないケースがいくつかある。ビーグルは不可、乗車中は不可、建物の中にいても不可。大群ユニットは不可。退却中は不可。
『達成ユニット(p123)』:トループ枠に分類されるユニットが達成ユニットとなる。また、ミッションルールによってその他のユニットが達成ユニットとなれる場合もある。
『妨害ユニット』:特にミッションでは変更無し。
『夜戦(p124)』『暗視(p40)』:ルールブック記載のエターナルウォー・ミッションでは6種類のシナリオ全てで夜戦が発生する可能性がある。夜戦は1ターン目だけのパターンと、5ターン目以降のパターンがある。36MV超のユニットはターゲットとして指定できなくなり、12MV超/24MV超だとカバー・セーヴィングがつく。12MV以内は普通に見ることが出来る。暗視のスペシャルルールを持つ兵は夜戦のペナルティを無視できる。
 
 
6版では『後攻になったから全部予備戦力にして配置しません』はNGになりました。
奇襲や自軍盤面端からでも、到着したばかりの予備戦力は突撃不可。確率上は3ターン目までにほとんどの予備戦力が到着するので、4ターン目には突撃できるだろう的なルールデザインになってます。
目標物確保の条件も変ったので、逆転勝ちの難易度は高くなっています。ある意味、ちゃんと布石を打ってしっかり戦術立てろ、というデザイナーの声が聞こえてきそうですね。