いくつかのシナリオはだいたいこんな感じでまとめられていますね。
RQGシナリオ作成のフォーマット
シナリオ名:
概要紹介:シンプルに概要。参加プレイヤーを誘うときに伝えることを想定。
背景説明:ゲームマスターに対してシナリオを俯瞰して必要なバックグラウンドを伝える。事件の真相や、なぜ解決すべきトラブルが発生しているのか、など。
冒険の導入:様々なタイプの冒険者がスムーズにシナリオに参加できるように依頼発生のパターンを提示。RQGではほぼ全てのキャラクターが〈忠誠/氏族〉や〈忠誠/カルト〉など何らかの共同体と縁故を持つので、それを活用する導入がパターン提示される。
選択肢1のパターン/NPC××からの依頼
選択肢2のパターン/氏族や部族、カルトからの命令
選択肢3のパターン/その他の導入アイデア
想定される質問と回答の例:プレイヤーはゲームマスターと違い背景説明を読んでいないので、様々な疑問を持つだろう。導入時点で開示すべき情報を整理し、できるかぎり疑問点を解決してから本編へと移行する。
実際のシナリオ内容はいくつかの章立てでパートごとにまとめて記載する。公式シナリオでは紙面スペースの都合上NPCの詳細データもここで説明されることが多いが、ゲームマスターが参照しやすく別ページにまとめておくことを推奨する。
シナリオパート1:起
選択肢1のパターン
選択肢2のパターン
選択肢3のパターン
想定される質問と回答の例
※基本はこの繰り返し
シナリオパート2:承
シナリオパート3:転
シナリオパート4:結
結末の整理:TRPGでは参加プレイヤーやセッション中の判定によってさまざまな結末が無限に発生しうるが、いくつかのパターンは想定されるだろう。ゲームマスターに対して、どのような締めくくるかの例示を示す。冒険の導入パターンごとに、依頼人たちの反応を想定しておくとよい。
評判の上昇の目安:RQGではゲームシステム的に「評判」の成長が重要であると考えられている。シナリオ中の想定イベントによって、どの程度評判が上昇するかを整理してまとめておく。
次のシナリオに繋がるヒント:一回のセッション内では回収しきれない出来事が発生するだろうし、それをもとに次のシナリオを自作するヒントを提示する。
詳細データ
NPCやモンスターの詳細データ
できるだけ複数ページにまたがらず1枚内に複数名