ウィザー日記 改め ホビー日記

徒然と趣味のことを綴る雑書

【RQG】セッション記録18~22、1628年/海の季/エンヒル氏族

▼セッションメモ

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シナリオ集より「Korolstead: Secrets of the Smoking Ruin」。これも市販シナリオなのでネタバレ予防のため詳細は省略。

第18回セッション:2022.12.17
第19回セッション:2023.1.21
第20回セッション:2023.3.18
第21回セッション:2023.4.15
第22回セッション:2023.5.20

※2月度はユーレイのプレイヤーが土曜日に仕事が発生したため定例会をスキップした、ということも後年に振りかえるために記しておこう。

 

▼プレイヤーキャラクター

風王にして嵐声のユーレイ:オーランスを崇拝するルーンプリースト兼ルーンロード。キャンペーンの最中に結婚に漕ぎつけた妻帯者。「他人を前線で戦わせる後方支援役」を目指しているが、剣術の腕前で最も頼れるのが自分自身のため、結局前線の要になっている。
ちなみに「コリマー部族の女王レイカより剣と領地を賜った武器のサーン」になった後、「コリマー部族のライバルのマラニ部族の新族長“青狐のヴァイルーラー”とは義兄弟の盃を交わし」、「クリアワインと勢力争いしているグリーンストーンのアーナールダ寺院に忠誠を捧げる侍祭と結婚し」、「陽の天蓋寺院の新領主“ルーンスピア”のルーリックとの親交を得ている」という状態のため、コリマー部族の者たちからは疑いの目で見られていることに本人は気づいていない(気にしていない?)

祈祷師セイレイ:ダーカ・ファールを信仰するシャーマン。〈ゼイヤラン語読み書き〉ができる祖霊の“博識”ティミーを呪物に招くため、毎日〈盤上遊戯/剣と盾〉を行うようになって趣味が増えた様子。

▼レギュラーNPC

侍祭アイーダグリーンストーンの大地女神の寺院から派遣された若き女祭候補。エンヒル氏族の氏族英雄ユーレイと結婚した。
オーランス人の男たちは思慮が足りない、女衆はこう見ている」とこのキャラクターの視点と言葉を借りて、プレイヤーたちに状況説明を行う役割を担っているw

ビンズ:イェルマリオの傭兵戦士:セイレイがエスロリア女王国でサマスティナ女王の元で、グレイズランドの騎馬軍団と戦ったノチェット包囲戦を共にした戦友。冒険の最中に、何度か敵の刃にかかって死亡したりしているが、幸運にも蘇生や神性介入での復帰を果たしている幸運の持ち主。
冒険の中で「竜的な世界観」を理解するようになっており、伝統的なイェルマリオの信仰について疑問を抱くようになっている。

護衛剣士カエシ:フマクトの戦士。加護として「アーマー超えたダメージ2倍」を得た殺人マシーン。その代わりに「一騎打ちを断らない」「忠誠を1つに絞れ」「愛情を捨てろ」「動物に騎乗するな」という制約を課せられている。
プラックスでの冒険で精神的な歪みを受けているが、まだその歪みは小さく目立っていない様子。
コロールステッドのフマクト寺院の荒廃ぶりに心を痛め、寺院復興を誓っている。

御者アローン:マスターコスを守護神と崇めるオーランス信徒。司祭ユーレイのチャリオットの専属御者。オーランス人男性としては小柄(SIZ10)であり、〈憎悪/チビと侮辱したヤツ〉というパッションを持つトラブルメイカー。そのくせ〈ブロードソード〉技能が100%超えの達人級なので、喧嘩相手を血祭りにするから問題も大きくなり…

かすみ猫のサイレン:ユーレイがヴァリンドの宮殿から解放したシャドウ・キャット。ユーレイに仕える同盟精霊。主人への忠誠心より〈愛情/昼寝〉の方が高いサボリ魔。


各場面の補足メモ
第18回セッション

どんな巨悪がいたかは「スモーキングルイン」を遊んで確かめてください。

コロールステッドもストーリーを追うタイプのシナリオではなく、箱庭型のシナリオです。そのため、何がどう繋がっているのか、把握するための読み込みには苦労しました。

「はじめて接触する共同体から信頼を勝ち取るためには、共同体を脅かす存在を設定し、それに立ち向かわせろ」というのがマスタリングのテクニックのひとつです。
村人が「クマ」に襲われているから助けてやってくれ、とジャカベア5匹と遭遇させました。
まぁ、それくらい簡単に対処できるくらい冒険者たちが強くなっているからできる暴挙ですがね。

正直なところシャーマンの幽体離脱、かなり厄介です。普通にシナリオ崩壊する可能性があるパワーです。
でも、シャーマンだからできること、と楽しむ方に舵を切っています。

第19回セッション

 

第20回セッション

 

 

 

第21回セッション

 

本日のルーンクエスト(RQG)。
スモーキングルインを舞台としたシナリオ。
前回のセッションでブルーなど混沌の巣窟を撃破。複数名が病気感染したため、最寄りの拠点としている村に帰還したところから再開。

廃墟で知り合った「非人間の協力者」を連れた一行。 ドラゴンパスでもユニークすぎるモノ、どうやって対処するかと思ったが… 「混沌の怪物たちを倒した武勇談を語り、そこで協力して活躍したことを語る」ということをプレイヤーたちは選択。 結果は〈雄弁〉判定が01クリティカル、強引に納得へ。

拠点の村で休息する一行。 「震えの病」でDEX能力値にダメージを負ったものはルーン魔法で対処し、シャーマンが不思議な治療で病気そのものからの回復を支援。 大地女神アーナールダの聖祝日の礼拝儀式、オーランスやイェルマリオなど関連カルトも便乗してルーンポイントを回復。

廃墟で拾い集めた各種戦利品も合わせて調査。 書物の類は読み書き技能を持つ者が解読を試みる。読み書き技能とは別に、《翻訳》ルーン魔法を延長して脳ミソに直接複写する剛者も…
※ヤバめの書物を読んだものが、少し「啓発」されはじめたのは公然の秘密である。

そして、スモーキングルインへ三度目の調査探索へ。

・水没した寺院を調査、寺院最深部に隠された秘密を確認
・図書館寺院で困っている者を助けるため、さらなる調査へ
・魔法障壁を越えるためのアイテムを探し出す
・魔法障壁を超えて情報収集

うむ、想定している流れとは違うが結果オーライ

ちなみに、「シナリオ作成者が想定した順番でイベント発生した場合、必要な情報は適時提示される」ところを、プレイヤーたちの機転や幸運によって「想定されていないショートカットで到達すると情報不足で大変な目にあう」ということが発生した。 まぁ、シャーマンの幽体離脱がシナリオ想定外だがw
今回は「情報が無いと詰みかねない状態」が発生したタイミングでゲームマスターがバグ状態を自覚し、焦りました。 想定のシナリオ展開とは異なるイベント発生で「想定外の状態」になっていることを素直にプレイヤーにも伝え、その上でルールを準拠しつつ、打開策を共同検討する相談タイムへ。

結果的にはプレイヤーの発案から ・世界観的にもおかしくない ・ルール的にも納得できるご都合主義ではない裁定 をプレイテーブルで合意でき、何とか事態収束へ。 ここに至るプレイヤーとゲームマスターを含めた全員で「ルールを柱とした物語を創る共同作業」が、私が大好きなTRPGの醍醐味です。

※今回はネタバレを避けるため具体的なことは明言していない部分がありますが、「Korolstead」シナリオで最短でP136のクリーチャーに遭遇して正体を見破って力業でねじ伏せたけど、抜本的な解決手段の準備が無くて千日手に陥った…という状況。 気になる人は自分でシナリオ翻訳しようw

第22回セッション

本日のルーンクエスト(RQG)

・スモーキングルインの探索、飛竜を退治
・探索を一度区切り、部族へ結果報告
・秘密裏に族長と事前会談を行い、翌日の部族会議で「廃墟で得たレリックの扱い」を議論
・族長のメンツを立てながら、自分達が望む方向へ誘導
・ただし、部族内の有力氏族から恨みをかう

これまでに何度かキャンペーン中に関わったNPCと「パッション」を結び、個人的な繋がりも強める結果となった。

これまでの冒険で高い「評判」を積み重ねた冒険者たちなので、ある意味で自然な流れでした。

有力氏族から恨みを買うのも、自然な流れとして合意の上で「パッション」へと昇華できた感じ

「シナリオ集コロールステッド」は今回が区切りとなり、発生した出来事を拾って続きを遊ぶ予定。

・スモーキングルインにかけられた「呪い」を解く
・廃墟となったコロールステッドを復興に導く
・登場した特徴的なNPCたちのその後を決める

グローランサ世界をロールプレイで楽しむ」を続けよう