ウィザー日記 改め ホビー日記

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RQG用語メモ

Runequest: Roleplaying in Glorantha を遊ぶときに知っておくと理解が早まる基礎用語集そのいち。

ルーン:グローランサ世界の諸力の源であり、様々な魔術の源。多くの神は何らかのルーンに通じている。人もまたルーンの影響を受けている。

 

混沌(ケイオス):グローランサ世界の外側にあるもの。あるものはエントロピーと呼び、あるものは歪みと呼び、あるものは世界を滅ぼす悪と呼ぶ。

 

カルト:同じ神格を崇拝する者たちの共同体、寺院や教会や秘密結社など実体は様々。グローランサ世界では神々の存在は疑いようがなく、様々な神々を崇拝する者たちがいて、様々なカルトが存在する。

 

入信者(イニシエイト):カルトの主な構成員、スタート時点のプレイヤーキャラクターの大半がコレ。カルトから日常で使える便利な精霊魔法や、非常に強力な効果を持つルーン魔法を教われる。

 

ルーン・ロード:カルトの世俗的な指導者。軍事組織的な側面を持つカルトでは、戦闘部隊を率いることが職務となる。基本的には非常に優れた魔法戦士であり、武術と魔術の両面で優れる。

 

ルーン・プリースト:カルトの宗教的な指導者。宗教的儀式として定期的な礼拝を執り行うことが職務となる。知識や伝統、魔術などの教師役となる。

 

氏族(クラン):共通の祖先や起源を持つ血族集団としての共同体。実際には義兄弟や養子縁組を含めた系譜関係。父系氏族であれば他氏族から嫁取りを行い、母系氏族であれば他氏族から婿取りを行う。

 

部族(トライブ):同じ文化や言語を共有する氏族からなる連合体。巨大化した氏族が分家して中核を成すことが多いが、武力衝突に備えた軍事同盟、経済圏を成すための経済同盟として成り立つこともある。

 

ワイター(守護精霊):氏族や部族などの共同体の要となる霊的中核。ワイターは単なる象徴ではなく、共同体を魔術的に守護するなど実益をもたらす。ワイターを失えば共同体は衰退や崩壊する。

 

氏族長(チーフ):単に族長や長と呼ばれることもある。血族集団である氏族のまとめ役であり、通常は血縁を重視した世襲。氏族の守護精霊を祭るワイター・プリーストの職務を兼ねることが多い。

 

部族王(キング):単に族長や王と呼ばれることもある。部族の盟主として氏族を束ねる。必ずしも氏族長の中から選ばれるわけではなく、相応しき者が選ばれる。

 

王国(キングダム):複数の部族からなる連合体。ドラゴンパス地方ではサーター王国が冒険の舞台になることが多く、ターシュ王国やエスロリア女王国などが隣国として存在する。

 

青銅(ブロンズ):グローランサ世界における標準金属。現実世界とは異なり、青銅そのものとして天然鉱床から採取される。なお、鉄はドワーフのもたらした魔法金属で青銅より硬い。

 

グローランサの暦:地球とは異なり、一年は(7日×8週×5季節)+(特別な2週間)、294日からなる。春=海の季、夏=火の季、秋=地の季、冬=闇の季、晩冬=嵐の季、の5季節。

 

アルドリアミ:グローランサにおけるエルフの総称。植物神アルドリアの眷属であり、ある意味で動く植物そのもの。

 

モスタリ:グローランサにおけるドワーフの総称。世界機械モスタルに仕える眷属であり、一種の生体ロボット。科学技術に優れ、ドワーフ魔道を操る。

 

ウズ:グローランサにおけるトロウルの総称。暗黒神カイガー・リートールに仕える眷属であり、何でも食べる食欲の権化。

 

ドラゴニュート転生を重ねることで真なる竜になるといわれる竜人。とにかく予測不能な存在であり、行動原理を推し量ることはできない、とされている。