現在のキャンペーンで採用しているレギュレーションなど
▼基本ルールまわり
基本ルール
日本語翻訳版は2023年秋ごろに販売開始とのことです。
それまでは私家翻訳版で遊んでます。
グローランサ動物誌
行く手を阻むモンスター、異種族としてのトロウル、エルフ、ドワーフ、召喚するエレメンタルや精霊、騎乗する馬やバイソン、などなど。シャーマンやプリーストなど魔法を専門的に扱いたいプレイヤーと、自分でシナリオを自作したいというゲームマスターにとっては必須のアイテムだと思います。
ゲームマスタースクリーンパック
ゲームマスターやるならば「ルーン鉱」や「マジッククリスタル/魔晶石」について記載があるので重要なサプリメントです。
他にもサーター王国のデフォルト部族であるコリマー部族の主要重要人物の説明やデータ記載があること、コリマー部族の中心地となるクリアワイン砦について情報があることも見逃せません。
掲載されているシナリオも使いやすいものが多く、グローランサを舞台にゲームマスターを初めて行う人にはオススメのアイテムです
Defending Apple Lane:アップルレーンを襲撃から守る防衛シナリオ
Cattle Raid:コリマー部族内の氏族同士の小競り合いを扱ったシナリオ
The Dragon of Thunder Hills:コリマー部族を襲うドラゴン禍に対処する冒険シナリオ
赤の書
ルーン魔法と精霊魔法がぎっしり掲載された魔法関係のサプリメント。
基本ルールに記載されている魔法もこの本の中でアップデートされていたり、多くの追加魔法が載っている。
旧版(3版)をベースとした特殊ルーン魔法の掲載が多く、3版シナリオをコンバートして遊ぶときにも役立ちます。
武器と装備
基本ルールでは記載がされていなかった「マジックアイテムの市場価値」の基準が記されているし、武器や防具もデータが拡張されている。
基本ルールの装備をアップデートしているので、これも翻訳して欲しいと願う。
財宝に関する資料/Treasures of Glorantha: V1 — Dragon Pass
Jonstown Compendiumによる公認同人誌。公認だが公式ではないので、プレイテーブルへの導入はゲームマスターが注意して決定しよう的なものです。
ドラゴンパス地方で見られるかもしれないレリックやマジックアイテムを紹介しています。
私はメディスンバンドル(祈祷師のまじない包み)のルールを採用しています。シャーマンはフェッチのために呪付を作成するPOWが不足する傾向があるので、それを補うのに丁度よいと私は感じているからです。
魔法に関する資料法/Book of Doom
これもJonstown Compendiumによる公認同人誌。公認だが公式ではないので、プレイテーブルへの導入はゲームマスターが注意して決定しよう的なものです。
私は基本ルールと赤の書に記載がされていない「オリジナル魔法」や「オリジナル技能」を出す場合、このサードパーティ製品をベースにシナリオ内に出すようにしています。
ちなみに、全てのデータを採用するとゲームバランスと世界観維持が大変になりそうです。造船ルールとか、錬金術にかんするルールとか、いろいろ詰まってます。
▼世界設定など
グローランサソースブック
グローランサの世界設定、神話、古の種族、ドラゴンパスの歴史、ルナー帝国の歴史、魔術結社/ウォーロックについての資料本。
世界設定を深掘りする資料としては役に立つし、神話時代の地図、ジェナーテラ大陸が歴史の中でどのような勢力が現れて消えていったのか、ビジュアル的に知ることができる点でもよい情報が詰まっている。
財宝に関する資料/Treasures of Glorantha: V1 — Dragon Pass
Jonstown Compendiumによる公認同人誌。公認だが公式ではないので、プレイテーブルへの導入はゲームマスターが注意して決定しよう的なものです。
ドラゴンパス地方で見られるかもしれないレリックやマジックアイテムを紹介しています。
私はメディスンバンドル(祈祷師のまじない包み)のルールを採用しています。シャーマンはフェッチのために呪付を作成するPOWが不足する傾向があるので、それを補うのに丁度よいと私は感じているからです。
魔法に関する資料法/Book of Doom
これもJonstown Compendiumによる公認同人誌。公認だが公式ではないので、プレイテーブルへの導入はゲームマスターが注意して決定しよう的なものです。
私は基本ルールと赤の書に記載がされていない「オリジナル魔法」や「オリジナル技能」を出す場合、このサードパーティ製品をベースにシナリオ内に出すようにしています。
ちなみに、全てのデータを採用するとゲームバランスと世界観維持が大変になりそうです。造船ルールとか、錬金術にかんするルールとか、いろいろ詰まってます。
スンチェン/獣祖崇拝の民に関する資料本/The Children of Hykim (RuneQuest)
これもJonstown Compendiumによる公認同人誌。公認だが公式ではないので、プレイテーブルへの導入はゲームマスターが注意して決定しよう的なものです。
主にジェナーテラ大陸で見られるスンチェンの民についての設定集。多くのスンチェンの民が、神話終焉の後の歴史の流れの中で、文明に飲み込まれ勢力を失ってきたことを実感するものでもあります。
スンチェンの民は獣たる祖霊以外にも、土地の様々な精霊と接点を持っていることにインスピレーションを与えてくれるので、シャーマンのキャラクターが様々な精霊カルトと関わる方法の例示としても非常に参考となります。
小さな精霊たち/Petty Spirits
すごくページ数は少ないですが、グローランサの民にとって「身近な精霊」とは何か考えるのに示唆を与えてくれます。
金属はなぜ錆びて腐食するのか?グローランサでは「金属が酸素と結びついて酸化物を生成する酸化反応」ではなく「青銅齧りの悪霊が悪さをする」からの方がそれっぽいですよね?
嵐の羊たち/Storm Rams
これも精霊についての設定データ集
▼キャンペーン運用上参考にしているもの
ヒーロークエスティングの秘密/Secrets of HeroQuesting
「ヒーロークエストとは何か?」というものを考察する際に参考にしています。
考察するだけでなく、実際のキャンペーン用に運用ルールも提示があり、「ヒーローソウル」というギミックルールはそのコアとなるものです。
サーターの六季節記/Six Seasons in Sartar
ハラボーン氏族のサガ、三連作の一作目。
氏族を舞台とした共同体と絡めるキャンペーン用に、合戦、宴、結婚、出産、葬儀など様々なイベントをRQGで行う示唆と判例があふれています。
ヒーロークエストの運用例についても、非常に理解しやすく整理されたものが記載されているので、「はじめてのヒーロークエスト」をマスタリングするのに強い助けとなります。
また、「ロマンス」をルール的に表現する運用例も記されているので、冒険者が恋愛に落ち結婚するというストーリーをサラりとシステマチックに流すことができるので、ドライな運用を行うのに役立ちます。
ドラゴンの戦団/THE COMPANY OF THE DRAGON
ハラボーン氏族のサガ、三連作の二作目。ウォーバンドを舞台とした共同体と絡めるキャンペーン用に様々なイベントをRQGで行う示唆と判例があふれています。
ナイサロール的な「啓発」とは異なる「悟り」の道として、「竜的な自我の目覚め」というアプローチがギミックルールとして提示されています。