「神秘の柱」を支配しているウィザードだけが使える強力スペル。
神秘の柱を支配している状況によって実在級、平衡級、支配級と使えるスペルが広がります。
召喚の七秘文字(難易度25)
最大300ポイントまでのユニットを召喚する夢のようなスペルです。
カタクリズムスペルとして難易度25は当たり前の難易度ですが・・・この呪文は魔法体系の指定が無いです。このため、魔力の傾きによるボーナスは該当しないので、普通にウィザードレベルだけを修正として発動が必要です。
これは意外に厳しいです。他に優先して使うべきスペルが多いと思います。
ただ、自軍ウィザードが残り一人になってジリ貧になった時、どうしてもブロック役が急遽必要な時、全く自軍に有利な魔力の傾きが得られない時ならば検討の余地はあるかと。
灼熱の呪い(難易度25)/火球の集中砲火(難易度20)
焔の魔法体系のコンボスペル。先に灼熱の呪いで盤上の全ての敵に「炎に弱い」「炎攻撃の失敗したダメージロールの振りなおし」を押し付けて、6d6発のファイアーボールを叩き込みという素晴らしいコンボです。
焔の魔法体系の特性はそのままなので、灼熱の呪いがかかれば、その後の敵への焔魔法はさらに発動しやすくなる特典も忘れてはいけません。
狩人の月(難易度20)/鴉の殺戮(難易度15)
狩人の月は盤上の全ての自軍ユニットを強化し、攻+1、耐+1、疾駆けと地味に便利。
鴉の殺戮は魔力の渦系、攻3と地味ですが難易度の低さが売りでしょうか。
時もつれ(難易度20)/光の導き(20)
時もつれは射撃フェイズか接近戦フェイズが追加で発生する無茶呪文。エンパイアのウォーマシンが連射状態ですよ、必ずディスペルしましょう。
光の導きは破壊の陣営には呪い、調和の陣営には強化となるちょっと面倒な呪文です。
水銀の剣(難易度15)/隕石鉄の鎧(10)
金属の魔法体系のカタクリズムスペルは難易度が低いため、魔力の傾きに関係なく発動が期待できます。
水銀の剣は「近接戦で自動ダメージ」「アーマーセーヴィング不可」という恐ろしい強化スペル。
隕石鉄の鎧は「ワードセーヴィング値2」とこれまた恐ろしい強化スペル。
体験プレイでは隕石鉄の鎧を受けたエンパイアグレートソードが、オウガのアイアンガットの強打連発を防いで逆転勝ちとなる劇的な結果をもたらしました。
再生の嵐(難易度15)/庭師の鬨の声(難易度10)
再生の嵐はダメージを与えずに回復させていく魔力の渦です。
庭師の鬨の声は「血に飢えた森」を召喚する呪文、地味に攻撃も痛いです。
素晴らしい予兆(難易度10)/四つ風よ吹き荒れよ(難易度15)
素晴らしい予兆はリメイン強化系で自軍側の全てのウィザードに対して、失敗した「魔法発動判定」「魔法抵抗判定」「チャネリング」を振りなおし可能に。
四つ風よ吹き荒れよは、敵ユニットや魔力の渦を術者から遠ざかるように風で押す呪文。天空のウィザードと対戦する際は、魔力の渦系を使うときに要注意ですね。
影の橋(難易度15)/リバウンドの逆行幻想(難易度10)
影の橋は自軍側ユニットを再配置できる呪文、接近戦でロックされていても逃げられます。
リバウンドの逆行幻想は情景モデルを移動させる呪文。建物も移動させられると書いてありますが、神秘の柱は例外とは書かれていません。敵から逃げていく柱が目に浮かびます。
灰と塵(難易度15)/窒息せし敵(難易度10)
灰と塵は攻2/アーマーセーヴィング不可の魔力の渦、エンパイア、スケイヴン、エルフのような耐が低いアーミーには有効です。魔法体系の特性により、戦死者に応じてパワーダイスを生み出す可能性もありますし。
窒息せし敵は徐々に敵にダメージを与える呪いですが、効果は少し微妙。
エンパイアならば焔と光のウィザードはレベルを高めにしておき、それ以外の魔法体系のウィザードは1~2レベルのヒーローで十分な気がしました。
実際にはこれ以外に支配級のカタクリズムスペルがありますが、使える機会も限られていますので今回はスルーしています。