ウィザー日記 改め ホビー日記

徒然と趣味のことを綴る雑書

ヴァンパイアカウント考察

アーミーブックを買ってきました。
ルールの変更点などをいろいろ確認してるところです。
 
■アンデッド
『戦意喪失しない』、『存在の揺らぎ』、『恐怖』のスペシャルルールを持つ。突撃を受けた場合に『戦闘準備』のリアクションしか取れない。『吸血鬼』のスペシャルルールを持っていないと行進移動が行えない。ただし、ジェネラルが近くにいれば行進移動が可能。
 
行進移動を可能にするのがジェネラルだけになりました。
ブーストした“ヴァンヘルの死舞踏”で術者の周囲ユニットをマジックフェイズに移動させることが可能なので、これで補えということなのでしょうか。
 
■吸血鬼の魔法体系
魔法体系の特性として、スペルの発動に成功するたびにウィザード本人または12mv以内にいる自軍の兵1名は、ゲーム中に失った【傷】を1点回復できます。
 
“ネヘクの祈祷”が基本スペルとなり、ネクロマンシー・スペルの概念が無くなりました。射程は短くなりましたが、ウィザードの周囲全ての自軍ユニットをまとめて回復させることができます。ブーストによって射程を伸ばすこともでき、かなり広範囲に影響を及ぼすことも可能です。回復する【傷】は対象となるユニットの種別によってことなります。
4レベルウィザードであれば、ゾンビは2d6+4、スケルトン・ウォリアーやクリプトグールは1d6+4、ダイアウルフならば5点の回復となります。
 
“ヴァンヘルの死舞踏”は通常呪文のため、複数のウィザードを迎えて連続使用ということはできなくなっています。効果そのものも弱体化しており、この呪文による突撃は不可になり、『常に先手を取る』ことはできなくなりました。
 
“死者よ立ち上がれ”は18mvと射程が伸び、出現させるゾンビユニットは2d6+3体と多くなりました。ブーストによってスケルトン・ウォリアーを出現させることも可能。この新たに出現させたユニットが全滅したとしても、相手に勝利ポイントを与えることがないので捨駒として活用できます。
 
■吸血鬼の力
ウィザードレベルの向上は普通のアップグレードのため、吸血鬼の力からは外されてます。
“恐怖の化身”は20pと比較的安く、成功した恐怖テストを振り直させるのはエンパイアとかには厳しい効果です。
“達人の一撃”は15pと安く、攻撃回数を1回にするかわりに究極の必殺の一撃を行えます。スチームタンクも破壊できるので、要注意ですね。
“禁断の知識”は25pと安くなった代わりにネヘクの祈祷は使えなくなったので微妙。
 
『幽体』となるものは削除されてますね。
パワーダイスを追加するものは無くなってますが、魔力の風を少し調整できるものはあります…75pなので実用的ではありませんが。
 
■マジックアイテム
最近の流れ通り、マジックアイテムは大幅に削減。悪名高き“命令の兜”は消えました。トループの接を高くするのはトゥームキングの特権になった様子。
“絶叫せる軍旗”は25p、スケルトン・ウォリアーの主力ユニットに持たせることもできます。恐怖テストが失敗しやすくなるので、生物相手には効果的。