ウィザー日記 改め ホビー日記

徒然と趣味のことを綴る雑書

オルクと6版ルール

自分の持ちアーミーではありませんが、気分転換でオルクについても考察してみよう。
 
まず、オルクの特徴は『下手な鉄砲数撃ちゃ当たる』『殺される数より殺す数が多けりゃいい』『パワークロオで殴れば解決さ』という豪快さが売りでしょうか。
 
6版ルールで大きな変更となるのがダメージコントロールとカバーセーヴの扱いでしょう。
これまでは『ユニットの半数がカバー地形に入っていれば全員隠れなくてもOK』『敵に接近しながら撃たれたら死ぬのは前線ではなく後列でもOK』という運用でしたが、このセオリーが無効化されています。
 
ユニット単位ではなく兵ごとにカバー適用となるため、集中射撃によってカバーに入れていない兵がバタバタと撃ち殺されることが起こりえます。加えて地形のカバーセーヴは平均4+だった5版から、平均5+に悪化しているため、アーマーセーヴが良くない多くの兵は射撃による損耗が多くなることが予想されます。
また、射撃によって前線に立っている兵がごっそり削られると、敵との距離が数MV後退する危険性があります。特に突撃を仕掛ける際に警戒射撃で反撃を受け、突撃距離が足りなくなって突撃失敗という悪夢すら起こりえます。
戦線の後退を避けるために密集隊形を取ると、テンプレートやブラストによる被害が大きくなるというジレンマが発生するのも課題です。
 
一方、新たに導入されたスナップショットと警戒射撃はオルク側にもメリットがあります。
スナップショットは射撃技能が1に低下するというデメリットがありますが、オルクにしてみれば射撃技能2が下がったところでそれほど悪い確率ではありません。しかも、意外とツインリンクの武装が揃っているので出目6もそこそこに出ると思われます。
また、スコーチャーによる警戒射撃/死の壁は自動ヒットなのも高評価です。
 
オルクにはバトルブラザー的な同盟デタッチメントが無いが、『その場しのぎの同盟関係』としてケイオススペースマリーン、インペリアルガード、ネクロン、タウを選択することができる。たまたま戦場で出会い、すぐに戦う必要性が低く、なぜか知らないうちに共闘していたというイメージなんだろう・・・
 
■デフコプター/バイカ
 ラスキャノンでも即死しなくなりました。
 デフコプターは傷2がいかせるになり、ノブバイカーはペインボゥイが活躍します。
 
■ウォーバギー/スコーチャ
 安価ビーグルの代表例、車体ポイント2のため跳弾ヒット2発で残骸になります。
 スカッドロンで移動不能になったビーグルは自動大破ではなく、スカッドロンから切り離すことで別ユニットとして残すことができます。
 ビーグルダメージ表のクルー衝撃・気絶のペナルティ内容と、移動不要になって固定砲台になる後のことも考えるとスコーチャへのアップグレードよりツインリンク系の武装の方がお得な感じです。
 
 こちらも安価ウォーカーで車体ポイント2、ヘビーボルターでも潰れることがあるでしょう。