Runequest というTRPGタイトルがあります。
TRPGの黎明期において、クラスシステムのダンジョンズ&ドラゴンズ、スキルシステムのルーンクエストと言われ、ファンタジー系TRPGに多大な影響を与えたシリーズです。
日本国内では第三版にあたるバージョンがホビージャパンより翻訳発売され、コアなファンを獲得して現在に至ります。
ちなみに、その後継の四版が出版されています(まだ翻訳出版されてませんがね)。
なお、FrogGamesより翻訳出版されました。
詳細な情報は、Wikipedia を参照して調べれば出てくるので省略。
クトゥルフ神話RPGのコアシステムと同じベーシックロールプレイングシステムを継承しており、各種判定の成功率がパーセント表示されて直感的に理解しやすいことがセールスポイントのひとつになっています。
ルーンクエストのファンの多くは、システム面での評価よりも、背景世界であるグローランサに強く魅了されているのでは、と感じています。
以下はその世界の特徴を
・青銅時代というローテクなファンタジー世界
・神々が実在し魔法が日常であるがゆえに、容易く暴力を解決手段としてしまう世界
・様々な国家、民族、宗派、種族、それぞれの共同体が「正義」のために覇権を争う
・共同体のために「英雄」が様々な形で活躍し、歴史や世界を変えてゆく