2020年のゴールデンウィークは、グローランサ者から後にマリアの災いの年と呼ばれることになるであろう。
新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、世界規模での緊急事態宣言。外出を自粛し、それぞれ感染リスクと戦う日々が続いていました。
もちろん、卓を囲んでワイワイガヤガヤと遊ぶTRPGも例外ではありません、オフラインセッションの宿命です。
でも、根っからのTRPGジャンキーの者たちは、「オフラインが駄目ならオンラインがあるじゃない」と新天地を目指すことにしたのです。
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そんなわけで、急遽ですがオンラインセッションを実施してみることに。
ツールは「ユドナリウム」というオンラインセッションツールを使い、シナリオはクイックスタート同梱の「壊れた塔」をチョイス。
クイックスタート用として公開されているシナリオなので、どなたでも読むことはできますが、いつか新鮮な気持ちで遊ぶことを考えている方にとってはネタバレとなりますので、ここから先は読むのを止めておきましょうね。
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なお、今回は参加プレイヤーA氏とB氏の二人。中学の頃からの趣味仲間であり、腐れ縁という絆で結ばれている同志。
オンラインセッション試したいから参加しないか~、と誘って即答で快諾いただきました、無茶振りに答えていただきありがとうね。
【キャラクター紹介】
今回はプレイヤーキャラクターとして2名、NPCとして1名、合計3名の冒険者で挑んでもらうことになります。
騎兵グラングル
誉れを大切にする正直者。
クイックスタートの掲載キャラクターではなく、コアルールを用いて今回用に作成しています。
赤月のヴォストール
七母神の入信者、ルナー帝国占領軍壊滅後に軍務を放棄した重装歩兵。コリマー部族に留まっている。ターシュ出身でルナー帝国属領地の文化風習で育っているため、ヒョルトの民の常識がわからない。
女祭見習いヤニオス
大地神アーナールダの入信者、家族は代々アーナールダの女祭を務める一族。
今回はいざという時のためにバックアップ用のNPCとして同行。
いざという時というのは、決定的成功(クリティカル)やファンブルで序盤にPCが死亡したりする事故のことですよw
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【オープニング】
君たちが旅を始めて二日になる。馬を駆り君たちの部族の牛を多数を盗んだ盗人どもを追ってきたのだ。 牛は君たちの重要な富の源である。この憎むべき犯行のさなか、連中は君たちの一族のものを二人殺しさらに一人を負傷させた。彼らは単なる牛飼いであり部族の戦士ではなかったのに。 氏族の族長の妻ザラは君たち最も勇敢で壮健な味方に、後を追い牛を取り返して、この侮辱に対する厳しい報復を行なうよう命じた。 負傷した一族のものは略奪者たちの中にグレイドッグ氏族のメンバーがいたこと、特にダナコスという名の、野心的で冷酷な男がいたことを覚えていた。彼らが向かったのはリスメルダー部族の土地、つまりグレイドッグ族の故郷の村の方角であった。
ゲームマスター:いきなりですが、既にコリマー部族の拠点であるクリアワイン砦を出立しています。
ナレーション:君達の氏族の族長はエストヴァスの息子バランソスであり、彼は村を離れて陽の天蓋神殿で開かれる交易期の祝祭に村の他の貴族や地主たちと一緒に護衛戦士たちを連れて参加している。妻のザラが彼の不在時はその任を負い、彼女があなたたちにこの仕事を依頼した。
牛飼いが牛たちと帰ってこなかった時、ザラは使いを走らせた。使いは牧草地で牛飼いたちが並んで倒れているのを見つけた。二人は死んでいて、もう一人も死にかけていた。
負傷した牛飼いはベラという名である。彼女が言うには牛の群が村から2キロメートル離れたところで草を食べているのを見張っている時に奇襲されたのだという。仲間の牛飼い(エンダクとダーサ)は殺され、ベラは死にかけたまま放置された。彼女はエグロストの子ダナコスが自分の腹を槍で刺したのを覚えており、また他のグレイドッグ氏族のものはダナコスの行動に驚いていたと話す。
ゲームマスター:牛泥棒はオーランス人にとっては度胸試しや技比べのようなものであり、流血を伴う暴力は紛争や戦争の火種となるため避けるべきものとされています。
〈出身地知識/サーター〉または〈出身地知識/ドラゴンパス〉の技能ロールに成功すれば、グレイドッグ氏族のエグロストの子ダナコスがどんな人物か知っていても良いです。
ヤニオス(NPC): 1d100<=(5+35) 〈出身地知識/サーター〉技能判定ロール
(1D100<=40) → 54 → 失敗
ゲームマスター:ちなみに、ヤニオスは知らないw
騎兵グラングル: 1d100<=(5+40) 〈出身地知識/サーター〉技能判定ロール
(1D100<=45) → 31 → 成功、知ってたみたい
赤月のヴォストール:: (1D100<=10) → 27 → 失敗、知らんなあ
ゲームマスター:グラングルは通常成功ですね。通常成功ならば、グレイドッグ氏族のエルゴストの息子ダナコスという名の男がトラブルメーカーであることがわかります。
効果的成功や決定的成功(クリティカル)ならば、もっと詳しく知っていたかもね。
赤月のヴォストール:地域でちょっと名の通ったチンピラか
ナレーション:グレイドッグ氏族が所属しているのはリスメルダー部族、コリマ―部族(冒険者たち自身が所属しているまたは拠点としている部族)の長年の競争相手である。グレイドッグ氏族とコリマー部族の各氏族は星の火山稜の領有権をめぐって争っている。グレイドッグ氏族のものたちも、交易期の祝祭を過去の侮辱の復報をする絶好の機会と考えて離れた隣人に対する略奪のために利用したのに違いない。
ゲームマスター:〈追跡〉の技能判定に成功すれば、地面に残された痕跡から、何か情報を引き出せるかもしれません。
ヤニオス(NPC): 1d100<=(+10) 〈追跡〉技能判定ロール
(1D100<=10) → 39 → 失敗
赤月のヴォストール: (1D100<=5) → 77 → 失敗、わからん!
騎兵グラングル: 1d100<=(+5) 〈追跡〉技能判定ロール
(1D100<=5) → 32 → 失敗、追跡は低いなあ
ゲームマスター:では、誰も現場を調べたけども、情報を得られなかったようですね。 ただ、牛の群れが残した足跡は明白なので、追跡は可能です。
赤月のヴォストール:重装歩兵は追跡しないからなあ
ゲームマスター:では、一行は先に進むということでいいですかね。
赤月のヴォストール:今回の追跡行は、グラングルにリーダーを任せよう。
俺はグラングルの氏族に客分として拾ってもらったということで、基本的に彼に従うぞ。
騎兵グラングル:了解した。取り合えず、いまは牛の跡を追いかけるしかないね。
ゲームマスター:では、先に向かうとですね・・・
ナレーション:牛泥棒たちを追跡するのはたやすかった。60頭もの牛が移動した跡を偽装するなど不可能なのだから。しかし彼らは奇妙なことに北方へ遠回りして、きみたちの氏族の誰もあえて行こうとはしない荒れ地(バッドランズ)に向かっている。
ゲームマスター:〈慣習/ヒョルトの民〉または〈慣習/古ターシュ〉の技能ロールに成功すれば、牛泥棒の際に他の氏族の領地を通り抜けるノウハウについて知っているかもしれません。
ヤニオス(NPC): 1d100<=(5+30) 〈慣習/ヒョルトの民〉技能判定ロール
(1D100<=35) → 54 → 失敗
赤月のヴォストール:ルナー属領地の出身なので、伝統的なオーランス人の習慣がまったくわからない。技能知が 0なのでそもそも振れないw
騎兵グラングル: 1d100<=(5+35) 〈慣習/ヒョルトの民〉技能判定ロール
(1D100<=40) → 60 → 失敗
わからないw
ゲームマスター:では、若者や異邦人では気づかないなにかがあるのでしょうw
ちなみに、ゲームマスターとしての発言はその場で入力したライブな書き込み。ナレーションとしての発言は、事前にシナリオ用として用意しておいた説明書きのコピー&ペーストでの書き込みです。
テキストセッションの場合、準備できるナレーション相当の部分が多ければ、実際のプレイ時間を短縮にもつながりますね。
【死んでいた襲撃者】
ナレーション:灰色で陰鬱な空が頭上に広がるこんな荒涼とした場所には何の慰めもなく、晴天の下で家に帰れるのではという望みは消え去った。雨のしずくが時折きみたちに跳ね、ゴロゴロという音が南へと響きわたり、迫りくる嵐を予感させる。
牛泥棒達の後を追ってきた中で、君たちは物騒な光景に遭遇した……。
赤月のヴォストール:うわ、雨が降りそうだ
ゲームマスター:冒険者たちそれぞれ〈視力〉技能判定を行ってください。
騎兵グラングル: 1d100<=(+45) 〈視力〉技能判定ロール
(1D100<=45) → 72 → 失敗、ろくに成功しないなw
ヤニオス(NPC): 1d100<=(+30) 〈視力〉技能判定ロール
(1D100<=30) → 65 → 失敗
ゲームマスター:ヴォストールは成功ですね。
赤月のヴォストール→プレイヤーA:それどうやってんの?>ロールの名前出てるやつ
ゲームマスター:キャラクターコマの右クリックで表示される「チャットパレット」が発言マクロみたいなもの。事前登録していたものをダブルクリックで発現送信できる仕様です。
プレイヤーA:おー、なるほど
プレイヤーA→赤月のヴォストール:1d100<=(+65) 〈視力〉技能判定ロール
(1D100<=65) → 1 → 決定的成功
ナレーション:数百メートル北で人型生物らしき影が地面に腹ばいになっているのが目に入ってくる。
何匹かのカラスがむき出しになった肉をつついているのがわかり、あの人影が実際には死体なのだと察せられる。
赤月のヴォストール:む、誰か死んでるぞ
ゲームマスター:と、いうわけで死体に鴉がたかってます。
騎兵グラングル:調べに行こう。
赤月のヴォストール:周囲に気をつけつつ近付こう
ゲームマスター: OK、周囲に警戒しながら近づきました。
ナレーション:死体に近づいてしっかり見るとその死体は人間の女性のもので、黒髪で茶色の瞳をしていることがわかる。彼女はグレイドッグ氏族の一員で、その氏族の織り手特有の青い縁取りをした羊毛のチュニックを身にまとっている。肉をついばむカラスを追い払えば、さらに死体を詳しく調べることができそうだ。
赤月のヴォストール:こらーっ!シッシッ!とカラスを追い払おう
ゲームマスター:では、カラスは追い払われました。
騎兵グラングル:襲撃者の一人かな?
ナレーション:調べてわかることは以下の通りです。
・彼女の喉は刃物で切り裂かれている。
・価値のあるものは何も持っていない
・彼女の銭袋の革紐は切断され、彼女が持っていた武器は持ち去られている
・残されたのは小さな食事用ナイフだけ、彼女のベルトに挟まっている。
・死体から少し離れた場所に焚火の跡が残っている
ゲームマスター:〈捜索〉の技能ロールに成功すれば、何か隠されているものがあれば発見できるかもしれません。〈追跡〉ロールに成功すれば、地面に残された痕跡から何か情報が導き出せるかもしれません。
赤月のヴォストール: (+25) 〈捜索〉技能判定ロール
(1D100<=25) → 54 → 失敗、くっ、ダイスが腐ってやがるw
ヤニオス(NPC): 1d100<=(+30) 〈捜索〉技能判定ロール
(1D100<=30) → 8 → 成功
騎兵グラングル: >1d100<=(+25) 〈捜索〉技能判定ロール
(1D100<=25) → 39 → 失敗
ゲームマスター:捜索の結果は通常成功ですね、他に何も隠されていないことがわかります。
赤月のヴォストール:1d100<=(+5) 〈追跡〉技能判定ロール
(1D100<=5) → 6 → 失敗、おしいい~
ヤニオス(NPC):>1d100<=(+10) 〈追跡〉技能判定ロール
(1D100<=10) → 60 → 失敗
騎兵グラングル:追跡は訓練されてないから低いんだよ
騎兵グラングル: 1d100<=(+5) 〈追跡〉技能判定ロール
(1D100<=5) → 71 → 失敗
ゲームマスター:注意力が散漫なパーティw
赤月のヴォストール:うるせえw
ゲームマスター:地面の痕跡からは、何かわかることはありませんでした。
騎兵グラングル:成功率が低いから、なんかで増強(オーギュメント)するかとも思ったが、適当なのを思いつかなかったよ
判定の成功率を上げる増強ですが、全ての判定で適用していては時間が足りなくなってしまいます。
クイックスタートのルールでは回数制限がありませんが、ここではコアルール版の回数制限を適用していたので、プレイヤーも慎重に考えていた様子です。
ゲームマスター:〈慣習/ヒョルトの民〉または〈慣習/古ターシュ〉の技能ロールに成功すれば、オーランス人として常識からわかることがあります。
ヤニオス(NPC): 1d100<=(5+30) 〈慣習/ヒョルトの民〉技能判定ロール
(1D100<=35) → 49 → 失敗
騎兵グラングル: 1d100<=(5+35) 〈慣習/ヒョルトの民〉技能判定ロール
(1D100<=40) → 44 → 失敗
赤月のヴォストール:詰んでる、ヒョルトの民のことはわからないw
騎兵グラングル:いやあ、牛泥棒の追跡にランカーマイは出さないだろ
ゲームマスター:では、ゲームマスター側からは常識的なアドバイスは無しということで。
【森の中にひそむ者】
ゲームマスター:さて、グレイドッグ氏族の女性の死体を調べているわけですが、〈視力〉の技能ロールを行ってください。
ヤニオス(NPC): 1d100<=(+30) 〈視力〉技能判定ロール
(1D100<=30) → 90 → 失敗
騎兵グラングル: 1d100<=(+45) 〈視力〉技能判定ロール
(1D100<=45) → 32 → 成功
赤月のヴォストール:1d100<=(+65) 〈視力〉技能判定ロール
(1D100<=65) → 8 → 効果的成功。お、いい出目だ。
ナレーション:ずっと遠くで何かが動いたことに気付く。 誰かが自分たちを見ており、牛の足跡から西に外れた不揃いの低い木立の近くに立っているのだ。
気づかれたことを察したその人物は必死に駆け去り、木立の反対側にある岩だらけの小さな溝地に隠れようとする。
騎兵グラングル:きっと目撃者だ。何か知ってるかもしれないぞ、追いかけよう
ゲームマスター:では、あなたたちが追いかけるならば、容易に追い詰めることができます。
赤月のヴォストール:まてー
ナレーション:君たちを遠くから見ていたその人物は、下帯とボロボロのふちがほつれ接ぎはぎだらけの布切れを外套としてまとった老人だったことがわかる。
老人はつくりの荒い木の杖をたよりに歩いており、彼の髪はつやがなく乱れており、もし冒険者たちが近づくなら彼は振り返って怯えた様子でみつめる。
赤月のヴォストール:怪しすぎる
騎兵グラングル:追いついたら、相手を落ち着かせよう
「あんたに危害を加えるつもりじゃないんだ」とか言って
怪しい老人:「な、何者じゃ、お主ら・・・」
ナレーション:君たちが近づいてくるのがわかると、老人は背中を岩がちな斜面に向け、杖を使って注意深くどんな攻撃からも我が身を守ろうというそぶりを見せる。
ゲームマスター:それが意味することを理解するため、知性チェックです。INTの5倍判定を行ってください。
ヤニオス(NPC): 1d100<=(16*5) 知性チェック/INTの5倍ロール
(1D100<=80) → 70 → 成功
騎兵グラングル: 1d100<=(13*5) 知性チェック/INTの5倍ロール
(1D100<=65) → 28 → 成功
赤月のヴォストール:1d100<=(15*5) 知性チェック/INTの5倍ロール
(1D100<=75) → 53 → 成功
ナレーション:彼はほぼ盲目で、片目は白濁しており、もう片方の目を細めてどうにかものを見ようとしていることがわかる。彼は注意深く冒険者たちが岩だらけの地面を移動する音を聞き取って、その動きを把握しようとしている。
ゲームマスター:〈出身地知識/サーター〉の技能に成功すれば、彼が何者かわかるかもしれません。
ヤニオス(NPC): 1d100<=(5+35) 〈出身地知識/サーター〉技能判定ロール
(1D100<=40) → 63 → 失敗
赤月のヴォストール:1d100<=(5+10) 〈出身地知識/サーター〉技能判定ロール
(1D100<=15) → 84 → 失敗
騎兵グラングル: 1d100<=(5+40) 〈出身地知識/サーター〉技能判定ロール
(1D100<=45) → 7 → 効果的成功、お、うまくいった
ゲームマスター:彼はカーサロという名の廃品漁りで、塚山からものを回収して交易所で売っていることで知られていることを思い出す。彼は追放されてから長らく何年も冒険者たちの村には来ていない。
効果的成功ならは、何十年か前までは彼は非常に優秀なシャーマンでコリマーの地域のダーカ・ファールの信者だったことも思い出す。彼は精霊との戦いで狂気に陥り、元に戻ることはなかった。
ゲームマスター:警戒している老人をに対して、君たちはどう接する?
・言葉を矢継ぎ早に発して〈言いくるめ〉るように自分たちが怪しくないと信じさせる
・氏素性を声高に語り〈雄弁〉にふるまう
・〈歌唱〉を交えて名乗りを上げてなるべく近づかずに接するのか。
もちろん、怪しいやつだと断じて不意打ちを試みてもよいしw、時間の無駄だと見切りをつけて立ち去ってもよい。
騎兵グラングル:精霊戦闘に負けて廃人かあ。歌唱で行ってみよう。
「俺たちはコリマー部族のもので、牛泥棒を追いかけてきたんだ~♪」
ゲームマスター: どんな歌なんじゃw
騎兵グラングル: 1d100<=(5+40) 〈歌唱〉技能判定ロール
(1D100<=45) → 53 → 失敗、ダメでした。
ゲームマスター:警戒されているw
赤月のヴォストール:啓発してみるというのは...
ゲームマスター:啓発ってw
騎兵グラングル:いや、先に我々が啓発されてないと無理では
ヤニオス(NPC):氏素性を声高に語り、〈雄弁〉にふるまいます。
1d100<=(10+60) 〈雄弁〉技能判定ロール
(1D100<=70) → 26 → 成功
「私はヴァリーナの娘ヤニオス、アーナールダに仕える者なり、大地とその秘密に誉れあれ! アーナールドリ氏族のヤニアスとは私の事、コリマー部族より牛を盗んだグレイドッグの盗人を追っているところよ」
騎兵グラングル:お、さすが見習い女祭
赤月のヴォストール:よかった
ナレーション:一旦落ち着いて冒険者たちが先に通過した連中でもその仲間ではないと納得したら、彼は隠すことなく話をする。
赤月のヴォストール:マイナスにマイナスかけて正気に戻るか、「狂気」呪文で試すまでもなかったな
(↑かなり無茶なことを考えている、無理ですよ、はい)
怪しい老人→カーサロ(NPC): 1d100<=90 〈人のルーン〉の特性値ロール
(1D100<=90) → 25 → 成功、理性的に振舞いましょう
「どうやら、お主らは先に来た連中の仲間でも、戻ってきたきゃつら自身でもさそうじゃのう。ふぅ、やれやれ。わしはカーサロ、人との交わりを避ける隠者じゃよ」
ナレーション:そう言った後、しばし視線を宙にさ迷わせたかと思うと、奇妙な身振りで見えない何かを追い払う仕草を繰り返す。
実際のシナリオでは指定されていませんが、NPCは「ルーン親和性による個性」と「忠誠や恐怖などのパッション」を積極的に利用しています。
新版ルーンクエストの楽しみ方の一つとして、キャラクターの感情や個性の暴走に振り回されるプレイヤーやマスター、というのも推していきたいところです。
カーサロ(NPC):「はて、どこまで話したかのう。ええーい、うっとうしい、あっちへ行くがよい。おっと、お主らに言ったのではない、気にせんでくれ」
騎兵グラングル:悪霊でも見たのかしら
ナレーション:タイミングよくカーサロの腹の虫が空腹をうったえて鳴り響く。
カーサロ(NPC):「ははは、こっちは気にしてくれてもいいんじゃぞ」
騎兵グラングル:では食料を分け与えよう
カーサロ(NPC):「おお、すまんな。ありがたく頂くとしよう」
騎兵グラングル:ちょっと待てよ、元祈祷師か。死んだ人の霊魂が見えてる?
ナレーション:カーサロは白濁して視力をほとんど失っているはずの目を、時折様々な方向に向ける。 周囲を見渡して必死に何かが視界内にいないか確認しているようだ。
カーサロ(NPC):「くひひ、“石の女”は居らんようじゃの、くわばらくわばら」
ゲームマスター:たしかに、祈祷師ならば普通の人が見えない者が見えている可能性があります。
騎兵グラングル:「石の女って何だい?」
カーサロ(NPC):「この地に住まう古い精霊じゃ、古い神かもしれぬ」
ナレーション:カーサロは恐れおののきながら、冒険者が避けるべき相手として「石の女」のことに言及し、時折周囲を見渡して必死に彼女が視界内にいないか確認する
カーサロ(NPC):「彼女はごく稀に目覚めて荒れ地を歩き回っておる。それで、もし彼女を見かけでもしたら、逃げ出さねばならん」
騎兵グラングル:ここら辺をうろついているのかい?
ゲームマスター:そのようですね、カーサロは警戒しています。
カーサロ(NPC):1d100<=60 〈恐怖/xx〉の特性値ロール
(1D100<=60) → 60 → 成功
「と、とても恐ろしいヤツなのじゃよ」
ゲームマスター:思い出しただけで発汗が激しくなり、かなりおびえているようです。
カーサロ(NPC):1d100<=60 〈忠誠/祖霊〉の特性値ロール
(1D100<=60) → 21 → 成功
「じゃ、じゃがここでやらねばならぬこともあるでな、逃げ出すわけにはいかんのじゃ」
騎兵グラングル:「大変だな。俺たちも石の女に出くわさないように気を付けよう」。といっても、見えないとどうしようもないが。
ゲームマスター:食料を分け与えて打ち解けると、いろいろ話してくれることがあります。
ナレーション:牛の群が近づいて来た時、彼は木の根を捜していたという。そしてグレイドッグ氏族のものが野営している所を遠くから聞き耳を立てていた。そのな時、“石の女”が現身なき世界より現れ、夜中に一人離れたグレイドッグ氏族の男に近づき、彼にまじないをかけたという。 その男は野営地に戻ると彼らの故郷のグレイドッグ村へは戻らず北へ向かうと宣言した。反対されると仲間の一人を殺した。残った者は荷物をまとめると真夜中に出発した。
カーサロ(NPC):「真夜中過ぎにあったことだ。だいたい半日前じゃ」
ナレーション:まじないをかけられた男に率いられ、グレイドッグ氏族の者たちは北に向かったという。おそらく牛を“石の女”の廃墟へと連れて行ったのであろうと。そこは北の山麓地帯の自然の森深くの丘の上にある古代の神殿建築だという。彼が言うにはこの古い廃墟を見つけるのは難しいことではないだろうという、蹄の跡が真っ直ぐそこへ導いてくれるはずだと。
赤月のヴォストール:ふむ
ナレーション:彼は“石の女”が正確には何者なのかは知らないが、彼女が彼を怯えさせることより彼女を避けている。彼が彼女をこう呼ぶのは、彼女が彫刻された石像ののように見える姿で、このあたりのあちこち歩き回っているからだ。
冒険者たちがカーサロと話している間に、目に見えて天候が悪化していく。頭上の雲は暗くなり、弱い霧雨が降り出してびしょ濡れにはならないまでも不快になってくる。
赤月のヴォストール:ガーゴイルみたいな実体あるやつじゃなくて精霊なんだよな?
カーサロ(NPC):「古い精霊や神は、現身を得ることもあるし、見えぬままさまようこともある」
1d100<=90 〈人のルーン〉の特性値ロール
(1D100<=90) → 66 → 成功
「さて、哀れな女の魂を慰めねばの・・・」
ナレーション:カーサロは死んだグレイドッグ氏族の女の霊を宥めなければならないという。なぜなら、無残な死を迎えた者の霊は現世に縛り付けられ、荒れ地に取りつく悪霊になるからだという。
赤月のヴォストール:どうするあの死体
ゲームマスター:カーサロは死体に近づき、なにかを始めようとしています。
騎兵グラングル:カーサロの言うとおりにしたほうがいいだろう。手伝えることがないか聞こう
カーサロ(NPC):「荒れ地はありとあらゆる類の精霊や幽霊に満ちておる。ほとんどはなにかに飢えおる、ほかの全てのものと同じようにだ」
ゲームマスター:冒険者たちは望むのなら、カサーロに協力して死者を慰める儀式にに参加できます。 彼は儀式と埋葬のために死体の準備を手伝うよう求めます。
カーサロ(NPC):「まずは、亡骸をおさめるため、穴を掘ってくれぬかの」
騎兵グラングル:では穴掘りするかのう
赤月のヴォストール:ほりほり
ゲームマスター:では、硬い地面を掘り返し、墓穴を用意できました。
ナレーション:彼は精神が混乱しているように見えるが、死と精霊界のことになると、いまだに実に聡明である。 ほどなくして儀式の準備は整い、カーサロは冒険者たちにグレイドッグ氏族の幽霊を呼び出す間、護衛するように頼む。彼女の幽霊を呼び出すために、カーサロは地面に座って儀式の詠唱をはじめ、彼女を呼び出す呪文を唱える。
カーサロ(NPC):「歌え、踊れ、我らがここにいることを示すのじゃ」
ヤニオス(NPC): 1d100<=(10+65) 〈舞踏〉技能判定ロール
(1D100<=75) → 8 → 効果的成功
死者を慰めるために踊りを捧げましょう。
ゲームマスター:グラングルとヴォストールはどうしますか?
騎兵グラングル:俺たちも踊ったほうがいい?
ゲームマスター:死者への敬意をはらうつもりがあるならば、何らかの行為をもって儀式に参加するのが望ましいと思いますよ。もちろん、何もせず傍観していても構いませんよ。
騎兵グラングル:舞踏は15しかないから失敗しそう。歌うほうが40%だからまだましだな。
1d100<=(5+40) 〈歌唱〉技能判定ロール
(1D100<=45) → 2 → 決定的成功
あら、うまく行っちゃったよ
赤月のヴォストール: 1d100<=(0+30) 〈歌唱〉技能判定ロール
(1D100<=30) → 58 → 失敗、ぼえーぼえー(某ガキ大将風に)
ゲームマスター:では、グラングルの見事な歌声、ヤニオスの美しい舞いにより、儀式は盛り上がります。まぁ、ヴォストールも死者への敬意は払っているということですね。
(ヴォストールはコリマー部族の者でないから、まっいいか)
赤月のヴォストール:(俺が一段落とすことでより引き立つ...完璧な配慮)
ナレーション:幽霊を呼び出すために、カーサロは地面に座って儀式の詠唱をはじめ、彼女を呼び出す呪文を唱える。
カーサロ(NPC):1d100<=90 〈人のルーン〉の特性値ロール
(1D100<=90) → 82 → 成功
ナレーション:一時間にわたる儀式の末、グレイドッグ氏族の幽霊は現われる。
女性の亡霊:1d100<=60 憎悪/コリマー部族への憎悪
(1D100<=60) → 84 → 失敗
ゲームマスター:儀式に熱心に参加したヤニオス、グラングルは、その誠意が伝わっているのか、コリマー部族を憎んでいるはずのグレイドッグ氏族の女の幽霊は比較的友好的なふるまいをします。
【死者が死因を語るには…】
ナレーション:グレイドッグ氏族の幽霊が現われると、彼女は誰にでも見える状態になり、人間の姿で現われる。彼女はまだ精霊界に移動しておらず、荒れ地(バッドランズ)のこの場所にとどまっている。
カーサロ(NPC):「突然の死に戸惑っているかもしれぬが、ここに留まることなく行くが良い・・・」
ナレーション:この幽霊は自身の死の悲しみと、荒れ地の奇妙で不穏な性質にさらされてショックを受けている様子です。
女性の亡霊:"1d100<=60 憎悪/自分を殺した男
(1D100<=60) → 59 → 成功
「に、憎いぞ・・・ダナコスめ・・・」
ナレーション:呼び出されたグレイドッグ氏族の女の霊は、現世の者の目に見えるように視覚化される。まだ人間の姿を保っているが、かき切られた喉元からは鮮血のように赤い何かがまとわりついている。 肉体から引き離されたときから、“自身のかたち”を保つことは困難になるようだ。 自身の死の悲しみと、荒れ地の奇妙で不穏な性質にさらされてショックを受けている。
彼女の怒りは殺人犯に向けられているようだ。
騎兵グラングル:ダナコスが石の女に取りつかれて、仲間と言い争いになり、殺したってことか。
ゲームマスター:儀式にちゃんと参加して、比較的友好的な状態なので、なんとか意思疎通は可能です。
赤月のヴォストール:個人的に心配なのが。
彼女を殺した責任を俺らに押し付けられないか、という懸念だな
ゲームマスター: w
ゲームマスター:彼女はラニーケと名乗り、彼女の身の上に起こったことを語りますね。
騎兵グラングル:ほいほい
ナレーション:彼女はスノーリ農場のレイカの娘ラニーケと名乗り、冒険者たちに事の成り行きを深く後悔していると話す。彼女はいつもダナコスの指示に従ってきたが、人殺しではないし、彼が牛飼いを殺そうとするなんて想像もしなかったと言う。
女性の亡霊→ラニーケの亡霊:「ああ、三人も殺してしまうなんて・・・」
ナレーション:ラニーケはエルゴストの子ダナコスとともに、彼女と他グレイドッグ氏族の者四人、ミトロラール、デソニル、ゼイディナ、ヴァラニクは彼の計画を実行した。
大胆な略奪を行なって氏族の中で評判と地位を得たいと思ったと話す。彼女たちは単純に奇襲してコリマ―部族の牛飼いを縛り上げるのだと思っていたが、ダナコスは驚いたことに捕らえた相手を殺してしまった。口論になったが遅すぎた。
赤月のヴォストール:一人はまだ生きてたな
ナレーション:もし一人生き残った者がいるという話になったら、彼女は即座にいくらか安心する。
ナレーション:牛の群とともに帰るほかにできることはほとんどなかった。彼女と他のものは部族長から報奨を受け取った後で、コリマ―部族のところへ戻り殺した者たちの代価(身代金)の二倍を支払う提案をしようと約束した。
ゲームマスター:補足説明ですが、「部族長から報奨」とは、慣習的には拾ってきた牛は氏族の共有物として族長が受け取り、その発見者に対して褒美が支払われることになっている。
ナレーション:寝る直前に、他のグレイドッグ氏族のものたちはダナコスにその計画を突きつけると、彼は牛を見張りながら考えてみると言った。
彼は数時間後に皆を起こすと、群を北へ連れて行き、比較的楽な帰り道を外れて森へ入ると言い出した。
ラニーケや他のものたちは反対し、次に彼女が知ったのは、自分が血を吐いたこと、そして彼女は殺されたのだと理解した。
その後しばらくの間はあいまいで、次に彼女が周囲の状況を認識したとき、牛はいなくなっていた。彼女は故郷の村に戻ろうとしたが、荒れ地の性質にかかかわる何かによって混乱し方向感覚を失なっており、それ以後、一族のものをずっと探していたのだ。ラニーケはカーサロと冒険者たちに自分の魂を眠らせて欲しいと懇願する。
カーサロ(NPC):「やれやれ、この地に呪縛されてしまったようじゃの・・・」
赤月のヴォストール:どうにかならんのか?
騎兵グラングル:これはグレイドック氏族の地まで、彼女の魂をつれていけとういことかな
ゲームマスター:なお、カーサロはシナリオの都合上、《ゴースト解放》は修得していませんw
ラニーケの亡霊:1d100<=60 憎悪/自分を殺した男
(1D100<=60) → 16 → 成功
「ダナコスめ、あやつが全ての不運の元凶なのよ・・・」
騎兵グラングル:もしかしたダナコスを殺して見せれば落ち着くかな?
ゲームマスター:その可能性はありますね。殺した証か、直接謝罪させるとか、ね。
赤月のヴォストール:殺した方が楽そうだなw
騎兵グラングル:よし、ダナコスを追いかけて、やったことの償いをさせよう(つまり殺す)
赤月のヴォストール:この魂を灰犬氏族につれて行くのはベリハすぎる
赤月のヴォストール:敵対氏族の、しかもルナー信徒つれたやつらが、自氏族の女の魂をつれてきたら普通どう扱われるか・・・
ゲームマスター:〈慣習/ヒョルトの民〉技能ロールを行ってください。ダナコスの行いが、オーランス人としてはどのような行為なのかお教えします。
ヤニオス(NPC): 1d100<=(5+30) 〈慣習/ヒョルトの民〉技能判定ロール
(1D100<=35) → 89 → 失敗
騎兵グラングル: 1d100<=(5+35) 〈慣習/ヒョルトの民〉技能判定ロール
(1D100<=40) → 2 → 決定的成功
赤月のヴォストール:ヴォストールは技能が無いからそもそも無理~ 。それにしても、
冴えてるなグラングル。後半の戦闘が今から怖いよ俺はw
騎兵グラングル:戦闘はそっちに任せるよw
ゲームマスター:決定的成功したグラングルからすると、ダナコスが行ったことは畜生の行いです。死をもって償うのが筋だと思います。
グラングルは〈名誉〉パッション、または〈真実のルーン〉の判定をどうぞ。
騎兵グラングル1d100<=(75) 〈真実のルーン〉の特性ロール
(1D100<=75) → 18 → 成功
ゲームマスター:オーランス人は慣習として「誓い」を宣言することがあります。
グラングルはダナコスの罪を償わせることを誓うべきだ、という衝動に駆られます。
騎兵グラングル:そうだな、では誓うとしよう。何かロールが必要?
ゲームマスター:いえいえ、誓言を成した、という有言実行さを確かめたところです。
キャラクターの「知名度」は、このような場面で誓いを立てて、成し遂げることでも高められていきます。
また、この場面でダナコスという個人に嫌悪を感じ、〈憎悪/ダナコス〉を修得するということもシステムとしては可能です。
騎兵グラングル:ああ、これうまく冒険をこなすと、名誉のパッションの上昇とかに繋がるのか。
ゲームマスター:知名度は好悪を問わずに有名かどうかの指標です。〈名誉〉はパッションなので、どれだけ誉れある行いを大切にしているか、という指標です。パッションの成長させたければ、技能と同様に経験チェックつけられるようにロールをすることですw
騎兵グラングル:よっしゃ、きまりだ。ではダナコスには相応の償いをさせてやる、と誓いましょう。牛も追いかけないといけないしね。
ナレーション:地面の上に落ちている彼女の血に染まった小さな石を指し示す。ラニーケは彼らに、その石を地面に投げることによって彼女を呼び出すことができると語る。
騎兵グラングル:ほほう
ラニーケの亡霊:「私はこの地で待っています・・・誓いが果たされんことを・・・」
ナレーション:亡霊は姿を消します。
赤月のヴォストール:なむなむ
騎兵グラングル:ラニーケはこのままカーサロに任せていいのかしら?
カーサロ(NPC):「見えぬようになっただけじゃ、まだこの地に留められておる」
騎兵グラングル:なるほど
カーサロ(NPC):「さてさて、ワシはここで失礼させてもらうよ」
赤月のヴォストール:なら俺らはボケ殺人犯を捕まえて引きずってくるか、首を取ってここに持ってきて見せてやりゃいいってことだな
カーサロ(NPC):「嵐がひどくなる前に、寝床に戻らねば」
騎兵グラングル:そうだな。こっちは牛の跡を追いかけよう。
カーサロに礼を言って出発しよう。
カーサロ(NPC):「牛の群れの足跡を追えば、お主らの探すモノたちも見つかるじゃろう」
カーサロ(NPC):「残念じゃが、牛どもが向かった先には“石の女”の住処でな、ワシは遠慮させてもらうよ」
赤月のヴォストール:お礼に一食分食料を分けてやれる?
ゲームマスターはい。
赤月のヴォストール:じゃあそうしよう
ゲームマスター:では、食料の礼をし、カーサロも森の中に姿を消していきます。
ヤニオス(NPC):「では、先に進みましょう」
騎兵グラングル:そうすべ
ヤニオス(NPC):「牛を取り戻さねば」
赤月のヴォストール:そして卑怯者に報いを
騎兵グラングル:だな
ナレーション:次第に強くなっていく嵐が激しくなり、とうとう周囲に吹きつけるようになる
雨が周辺地域に激しく打ちつけ稲妻が閃き、雷鳴がすぐ頭上で鳴り響く
騎兵グラングル:足跡が消えちまうなあ
ゲームマスター:さすがに60匹の牛だから、全ては消えないですよ。
騎兵グラングル:ならよかった
ゲームマスター:ただ、あたりも暗くなり、このまま進むのは難しそうですね。
騎兵グラングル:自分たちの野営の心配をしたほうがいいと。
騎兵グラングル:では雨宿りできる場所を探すことを提案しよう
赤月のヴォストール:従おう
ゲームマスター:〈生存〉の技能ロールに成功すれば、そういうのに適した場所が見つけられます。
ヤニオス(NPC):1d100<=20 〈生存〉技能ロール。
(1D100<=20) → 54 → 失敗
赤月のヴォストール:1d100<=(15+5)
(1D100<=20) → 57 → 失敗
騎兵グラングル:生存は15しかないな。
1d100<=15
(1D100<=15) → 4 → 成功
ゲームマスター:では、なんとか雨風を避けられる場所を見つけることができます。冷えた体を温めるための暖を炊くことは難しいですが、それでもずぶ濡れのままよりはマシだと思われます。
グラングルが探した寝場所が一番マシのようですね。なんとか体力の消耗は避けられそうです。
ナレーション:翌朝、嵐は差し当たり止んでいるが、空はいまだ暗く弱い雨が降っていて、遠くから丘と荒れ地に響き渡るゴロゴロという音が、さらなる嵐が近づいてくるのをほのめかしている。
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こんな感じでゲームは進んでいきました。
オンラインセッションツールをテキストチャットのみで進めたので、ログを切り出してこんな感じのリプレイ風に起こすのも楽ちんでしたねw