ウィザー日記 改め ホビー日記

徒然と趣味のことを綴る雑書

ストーム・オブ・マジックの雑感

まだじっくりと読み終わってませんが、ルール骨格を拾い読みしての雑感ですが・・・
 
■全て使えばアポカリプス的なお祭りバトルだ!
 良くも悪くも全てのルールを使ったら、かなり偏ったバトルになりそうです。
 40Kのアポカリプスのように、『これだけ集めたからパーっと使いたいぜ!』というお祭り感覚のものかと。
 
■神秘の柱/カタクリズムスペル/ミシック・アーティファクト
 アポカリプスの策略のように、発動したら笑うしかないドエライ魔法がカタクリズムスペルです。
 基本的に発動するためには神秘の柱が必要となり、柱を支配するウィザードだけが発動を試みれます。通常のスペルと異なり、6ゾロ出れば達成値を満たしていなくても無理やり発動というものではなく、かならず必要な達成値をパワーダイスなどで叩き出す必要があります。その代わり、ディスペル側は解呪の巻物で自動ディスペルが行えず、ディスペルダイスなどで上回る値が必要となります。
 パワーダイスが通常シナリオの2倍沸いて出てきたり、ターンごとに魔力の風が特定系統の魔法発動にボーナスを与えるので、バカ高い発動難易度であってもパワーダイスと運を注ぎ込めば発動させることはできるでしょう。
 その代わり、おそらく発動したらほぼ確実に魔力の暴走の被害を被りますし、さらに神秘の柱に載っていると追加でチャート振ってさらにひどい結果を受けます。
 まちがってもヴァンパイアやトゥームキングで、アーミー崩壊に繋がる重要キャラクターはカタクリズムスペルを使うべきではないですね。
 
■キャントリップ/束縛の巻物/盟約
 キャントリップは全てのウィザードが追加で使えるスペルで、神秘の柱の支配権を奪うものや、後述の束縛の巻物で支配しているモンスターを解放したりする魔法が含まれています。
 束縛の巻物は通常ポイントでは2枠、グランドアーミーで4枠の制限があるため、無制限にモンスターを追加できるわけではありません。モンスターはピンキリでいろいろリストされており、フォージ製品の超大物まで含まれています。
 盟約はヴァンパイア、トゥームキング、ディーモンのいずれかを妖術によって従えて同盟を組むもので、基本的には同盟戦のルールが適用されます。魔法で強制的に従えているので、最初は信用できる同盟関係ですが、徐々に悪化して最後には束縛を打ち破り自由になって戦場から去ってしまう、というデメリットもあります。また、同盟戦のルールが適用されるため、関係悪化するとパワーダイスやディスペルダイスの奪い合いとなり、これも大きなリスクとなります。
 こちらのルールは通常シナリオでも十分に適用可能なので、対戦相手が同意するなら、『キャントリップ/束縛の巻物/盟約』のルールだけを追加した低ポイントバトルも面白そうです(40Kのスピアヘッド的な感覚で一風代わった対戦のアクセントになるでしょう)。
 
 
■個人的にはどうする?
 まずはキャントリップ/束縛の巻物/盟約を使った総計2000点対戦あたりをしてみたいですね。
 傭兵ルールの消失で雇えなくなっていたジャイアントをエンパイアに迎え入れたり、皇帝陛下御大の出陣機会が無くて長期欠席しているデスクロウを素グリフォンとして出したり、ちょっと試してみたい事がありますしね。