ウィザー日記 改め ホビー日記

徒然と趣味のことを綴る雑書

INDUCEMENT

INDUCEMENTは試合ごとに調達する必要がある。
一時的な恩恵であり、試合が終われば契約切れとなる。
余剰資金を現金化して購入することもできるが、実力差のあるチームとのハンデ解消として興行主から追加資金が提供され、それを使って購入することになることが多いだろう。
(チーム資産価値が1,000,000GPと1,200,000GPのチームが対戦する際、弱いチームにハンデとして資産差額200,000GPをInducement用の支度金として与えるのが通例)
 
ブラッドワイザー・ベイブズ/Bloodweiser Babes(0-2/50,000GP):バドワイザーならぬブラッドワイザーなる魔法のエールを樽で購入。給仕する可愛い子ちゃんたちのオマケ付きだ。
エールと可愛い子ちゃんたちの相乗効果により、この試合中はKOからの回復判定に+1修正を得る(最大+2修正まで)。

賄賂/Bribes(0-3/特殊):ゴブリンチームならば@50,000GP、他のチームは@100,000GPで1回分の賄賂を贈ることができる。
賄賂を受け取ったレフリーはファール行為や秘密兵器による退場を1回見逃してくれるハズだ(D6をロールして出目1だった場合、残念だが賄賂は無駄使いになる)。

追加チーム練習/Extra Team Training(0-4/100,000GP):その試合でだけ使えるリロール・カウンターを最大4個分購入可能。
 
ハーフリングの料理長/Halfling Master Chef(0-1/特殊):ハーフリングチームならば100,000GP、他のチームは300,000GPでハーフリングの料理長を雇うことが出来る。料理長の素晴らしい料理はチームメンバーのやる気を出させるし、逆にその素晴らしい料理の匂いしか嗅げない対戦相手のやる気を失わせるだろう。
各ハーフの開始時に3個のダイスを振れ。出目が4以上のサイコロの数だけチーム・リロールを獲得、逆に対戦相手はチームリロールを失うことになる(失うだけのリロール・カウンターを持っているならば)。
 
イゴール/Igor(0-1):〈薬師〉を雇用できないチームはイゴールを100,000GPで雇用することができる(p17参照、つまりアンデッド系のチーム)。試合中に1回だけ、失敗した〈再生〉判定を振りなおすことができる。
 
傭兵選手/Mercenaries(制限なし/特殊):一試合限りの契約で優秀な選手を雇うことが出来る。通常選手より30,000GP余分に支払う必用があるし、ロスター枠の上限人数にも数えられる。また、各ポジションの人数制限にも数えられる。しかし、さらに50,000GP余分に支払えば、ノーマルにスキルを1つ修得したベテラン傭兵選手を雇用することもできる。傭兵選手は必ず試合後に解雇されるため、成長することはない(MVPの対象にはなるが)。
 
スター選手/Star Players(0-2/特殊):スター選手はブラッドボウル球場の英雄であり、才能あふれる名手である。どのチームがどのスター選手を雇えるかのリスト、スター選手の能力、雇用費用は別途参照。スター選手は一試合ごとに所属チームを変えて転戦する自由契約選手だ。リーグコミッショナーの判断によりスター選手の雇用に制限が加わることもありえる。
スター選手は選手としては完成されており、成長することはない(MVPの対象にはなるが)。また、専用のすばらしい支援スタッフを連れており、負傷結果を無視することができる(まぁゲームからは除去されるわけですがね)。
もし両チームが同じスター選手を雇おうとした場合、その契約は無効になる!
 
放浪の薬師/Wandering Apothecaries(0-2/特殊):〈薬師〉を雇用できるチームであれば、放浪の薬師にも1~2回の助力を請うことが出来る。放浪の薬師の多くは地域の神格に仕える司祭である(本業が忙しいなどの理由で長期契約はムリっぽいぞ)。 放浪の薬師の助力を得ることで、負傷結果判定を振りなおすことができる。
 
魔術師/Wizard(0-1):ブラッドボウル好きなウィザードを150,000GP雇うことができる。雇われた魔術師は試合中に1回だけ、ファイアーボールかライトニングボルトをぶち込んでくれるぞ。